やる夫はイカヅチの御子と呼ばれるようです 第01話 「アトムの概念と御子の決断」


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 └──┘
  □




107システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:30:43 ID:0E8NaKuw0

      ___
    /       \
   /          \
 /   ノ  ヽ、_    \    日本語の解読、かお?
 |   ( ●) (● ).     |
 \ l^l^ln__人__)     /    それって……
  /ヽ   L⌒ ´
      ゝ  ノ




            /      /        /|/‐=========
         /                     /     ‐=======
 、     -/         \        /        ‐=====
  \/ ̄ ̄                  /   ∨       ‐====
           /     jI斗-──<       ∨     ‐===
/ /      /     /                 ∨       ‐= /
         /   /        \         |∨.     i=/
      -=  /           |i       }|. ∨ ¦ |/
    -===|/│         /  |lハ     }|─|| |-| │
   -=====\ |      / //∧|  | |  / 八-jI斗 | │
  -=========>       //イ リ  | l  , // 才⌒7    !
   ____jI斗匕       /   --   |  /// fr仞/   /
 ̄   / /       イ   jI斗r扞ミ |//イ   匕シ   人〈
.斗--/ イ      /  | 爪_)r廴Л  j,:′  {   厶イ  个=--    ええ、正確には「日本語で書かれた書物を読み上げる事」ですね。
‐‐‐‐| /‐|      /  抓 ∨::z>'’  /     ',  │   l.|‐‐‐
‐‐‐‐|[‐‐|  /  / l │ \  ̄         /   从   从‐‐‐.    とはいえ、詳しい事情をここで立ち話というのも、失礼かと考えます。
‐‐‐‐|[‐‐|       乂__、             _、 |[/‐‐‐‐‐
‐‐‐‐| ‐乂_      `ヽ         ___ ノ  ‐‐ヽ|‐‐‐‐‐‐‐‐     よろしければ、応接室へ案内させて頂いても?
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐==`ヽ      |\            ‐=\‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐=====    |__、≧ .,_   .イ=====〉‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐====| /  /==\ 三三千‐==== /‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐===|   /===/===========/=/‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


108システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:31:42 ID:0E8NaKuw0

                  ___
                 /     \
       iニーヽ    /─  ─   \
      iニ_   ̄ ̄/(●)  (●)   \    まぁ、ここは事情を教えてもらうしかないけど……
        ⊂ノ ̄ ̄|  (__人__)  u    |
            ⊂ ヽ∩ `ー´    _/    とりあえず、連れて行ってくれお。
              '、_ \       )
                \ \ / /|
                 |\ ヽ /  |




                             / ̄ 丶
                             / ̄ ̄\\
                            /::::::::::   ::\\
                ___        /::::::::::::  ::::::::\\
               / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
              /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
               ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
                /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
              ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
             { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
             ヽ-/ / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ、/ l l
                 { { {.‐┼´ / 坊抃ア/  /  ヽ´|ヽ i l.     どうもありがとうございます。
                 !  ! テ示ヽi   Vソ ′  / |.   !∧.l|
     .          _,.斗  ヽ ヽ-Vソ ヽ   / / ./!    |ヽi ||    それでは、ご案内するので着いてきて下さい。
     _    -‐  ´       ヽ ヾ、  -   ̄ ,7  / |   ヽ、 | |
           ,. ´      |}| >    イ/  /  !    ソ} ||
         /  ´     / リ / /ヽ`´ニ / /   }    |ア ||\
     -=≦/ /  /   ヽ{\,人:::::厂{ ヽ、  /  ̄ ヽ}  ヾ \/、ト、 ヽ、
     . / /  /   _,. 斗/  ア{ /}ア/   ヽ   ┐}   ヽ_/ \
      /  /   /   // / /レ′ `´       \ /         ヽ、
     .   /   〃  /   /   { 、              ∨|              \
      /       {{ /   / -´/  / |        / !            ヽ


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  そう言って、美国はやる夫を先導するように歩き始めたお。

  ……周りの人達、ずっとひれ伏したままだけど良いのかなぁ?

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


109システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:32:41 ID:0E8NaKuw0

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                      |: : : : : : : : : : : : : : .   : : :    / rーへ、
                      |: : : : : : : : : : : : : : :       . . : : i 〔 j :〉 ヽ
                   __|:_:_:_: : : : : :     .    : : : : :圦. ∧〈 /
                    }⌒ヽ    ̄¨   、ー―ヘ     : : : : : ヽ. ∧V、
                    }   \       /__  \  . : : : : :/  ∧∨
                    }    ,人   _/       ヾ : : : : :/  //∧∨〉
                   ー=≦     _\  ̄` 、   i  ⌒ヾ   ////∧〈
                 ー=≦z一=≦/  / ̄   i    |     ∨/////∧
                 ∠ _/    , i ,!       /  .!      V///     :
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                  \从  i  / 〉 ヽ     , / ≫。.        〉   |│
                     /jイ//,__i }    /ィ___i ト、 ≧=‐z-=≦∧   |│
                     /     ハ杙汐/  /  弋歹/ヽ:i   Y   jヽ   |│
                     /       i  //        j!  /   ,八   彡
                  ,     ,    / / '   '         /  /    _ ノ   |│
               / /  ,/ x≦   / \    ャ  ァ   /   '=ァ、   、 \、 , |、
                 i !   / /      '    `        ィ / / /:::/   ! ヽ  Y∧j Y
                  j从  ; /j/ if  /!/j//ャ==ァ≧≦ァ j/  i //   ' ;│ ;乂_/ィ
                   ヽi    人 i j!    \ ¨´  /  人  V }   / ハ! j/ / ! ト、
                    ´  ハ! i イ/    ヽ\ノ≦   ヽ !――――< ,/  , ! \   カツ……カツ……
                    /    j! l/ j!¨ ̄ ̄γ⌒ヽ    j'      ィ j/ \/_!    ヽ
              /         /     /乂_ ノ \      / i八      ̄


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  美国の後を追い祭壇を降りて、馬鹿デカイ部屋の
  これまたやたらと大きく荘厳な扉付近まで来たお。

  美国は女性だけど、足が長くてやる夫よりもコンパスが大きいからか
  歩調は割と合ってたのが悲しかったお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


110システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:33:47 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!    ……美国よ、開けなさい。
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ


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  扉の前で立ち止まった美国は、そんな風に言った後――

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111システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:34:11 ID:0E8NaKuw0

            l⌒l
        l⌒l   |  |
       ', ',    |  |
       ', \  |  |   , -、   スッ……
  r- 、     \  ー'  ヽ  /  /
   \ ` ー- _,ゝ     `フ  /_ __
      ー-、    _  /  〈 `ヽ   ヽヽ
   r―――'   / /      l   |
   丶-----く         /   /     /
         \     /   ∠ _ ィ/
           ー一'  ̄ ̄  ̄

┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ――扉に対して手を差し出したお。

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112システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:34:39 ID:0E8NaKuw0

エ エ|//l 77\ \夫l夫l夫l天l天天_天天|天|夫|夫|夫/ /77|//|エ エ
 エ .|//|'777\ \夫|天|天|_ィ≦ ≧ュ_|天|天|夫 / /7777|//| エ
エ エ|//l \7777\ \/´ヾ. マ 、  ./ ,r'`iヽ、/ /777/|//|エ エ
 エ .|//|xxx\7777\ ,`< ,ヘ__∨_/__/   >'、/7777/Xx|//| エ
エ エ|//|'XXXx\_/´> 、>'´.:  | | |  ` ''< ,_<´ヘ__/'XXX,|//|エ エ
 エ .|//|XXXXxl工 {__/.  .:  | | l  :  : V__}.工!'XXXX,|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (` | | l ´) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |=l{==)=-| | |-=(==}!=| |エエ|XXXXx|//|エ エ    「女王、美国の声と魔力を感知しました」
 エ .|//lx 、.λィ;|エエ| |: : (_, | | | 、) :  | |エエl;、λ.ィ x|//| エ
エ エ|//|x .)νノ;|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエl; )νノ.x|//|エ エ    「仕様に問題無し、開錠します」
 エ .|//|X,マY7x|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|xマY7'X|//| エ
エ エ|//lXX∨ x|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|'x∨XX|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (` | | l ´) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |=l{==)=-| | |-=(==}!=| |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (_, | | | 、) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そうしたら、扉からそんな声が聞こえて――

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


113システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:35:12 ID:0E8NaKuw0

エ エ|//l 77\ \夫l夫l夫l天l天天_天天|天|夫|夫|夫/ /77|//|エ エ
 エ .|//|'777\ \夫|天|天|_ィ≦ ≧ュ_|天|天|夫 / /7777|//| エ
エ エ|//l \7777\ \/´ヾ. マ 、  ./ ,r'`iヽ、/ /777/|//|エ エ
 エ .|//lxxx\7777\ ,`「.!! ヘ.__∨___/__/   l「.! 、 /7777/Xx|//| エ
エ エ|//|'XXXx\_/´ | ||>'´      `''''<|| |:'´.ヘ__/'XXX,|//|エ エ
 エ .|//|XXXXxl工 {____ | ||             || l___} 工!'XXXX,|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//lx 、.λィ;|エエ| | ||             || | |エエl;、λ.ィ x|//| エ
エ エ|//|x .)νノ;|エエ| | ||             || | |エエl; )νノ.x|//|エ エ
 エ .|//|X,マY7x|エエ| | ||             || | |エエ|xマY7'X|//| エ
エ エ|//lXX∨ x|エエ| | ||             || | |エエ|'x∨XX|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//|エ エ  <ギギィ~……
 エ .|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| | ||             || | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             ___..--ー'宀コ土コ宀ー--,,_
          _,,z亡ン-宀>''゙~   ~゙''<゙''¬--ニ辷,,_
        _ィ'" /'下~~~,フ~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~弋ニ~~^|广l,`ヘ 、
       ,彳 /   lレ'  "          ゙ゝ]「. .lL ゙lL
       !廴jlニィ‐"^lL               ノ广゙'+,,上.」]}
       木゙弋ー--,,上            _上,,..--夕勹レ
        ㌔_ \. .下`ーー-..,,___,,..-一''^]「  ./ _ノ'´
          ゙゙ヘa_ \u廴_-ァー''"~"'宀ゥy__上 / ,,ィ‐゙゙
            ~~`ーレ廴ニニ二二二ニニ千ー'~~


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ――円陣が発光するのと一緒に、ドアがひとりでに開いたんだお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


114システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:35:39 ID:0E8NaKuw0

         ____
       /      \
     /   _ノ  ヽへ\
    /   ( ―) (―) ヽ      …………
   .l  .u   ⌒(__人__)⌒ |
    \     ` ⌒r'.二ヽ<      (自動ドア? それに、声と魔力(?)による個人認証らしき鍵)
    /        i^Y゙ r─ ゝ、
  /   ,     ヽ._H゙ f゙ニ、|     (本当に、ここは一体何なんだお……?)
  {   {         \`7ー┘!




      |  > 、       |   < ´ | \  _ ―
      |     `><、   ///   /.|     .|
      ∧   ><  / > / /   / / |      .|
       /.| / /  斗 ― テ ┼ ― 廴´ |     |
     /  .´ i  /   i    / ./   / /个 斗    /i  |
   /   ../ .ハ  .l    i ハ  /  / ./  i    / i |
 /    ../ / i  l     l 、廴_/ -云テ、 .|   l  i リ
./      / / i  .ハ   .l ハ::::::不丈丁ミ、 l   l .l l
       // ./ li  i.i   l l .i.乂:::::::::う     ',  |  l l
       ./ / .l .i l .マ  .lll .| .\ー ´_      ', |  /
         / / l l /\ .l | ハ   ̄         レ
         / /  ∧lハ ハ !  ハ.         !
        / / / / i レ  \l;;;;;;;>      ` ー ´
       ./ ./ / | /l ∧/   l∨;;;;;;;;;> 、       .<    それでは御子よ、参りましょう。
      /  l / l l l  /   i  \i二>┘‐≧ー≦´|ヽ__
     ./   .ll  ヽ l\/   /二二∧ヘヘヘヘヘヘヘ∧     応接室までは、そう歩きません。
    /    .l     \.i   /―-/ i            ヽ
    /  / ̄ ̄ ̄ ̄‐.l  /: : : : : : .\ _ γ⌒ヽ  、/
   / . ./ : : : : : : : : : マ  l: : : : : : > ´    |::::: ::::|  ..`>
  / ./: : : : : : : : : : : ハ ⊥: : : : : : : > ´/ゝ __ノ.::> 、
 ./  /: : : : : : : : : : / ̄  i: : : : ´ /   ∧∧∧   >
../ . ./: : : : : : : : :/       >: /   / .i i. \


115システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:36:39 ID:0E8NaKuw0

ー┴ー[__] ─┴||─┴─:[__]─┴─┴─┴[__] ─┴||─┴─:[__]─┴
 ̄ ̄ ̄||: | :|l  ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ||: | :||:: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||: | :|l  ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ||: | :||:: ̄ ̄
      ||: | :||: {}={}个{}.={}   ||: | :||::.: .        ||: | :||: {}={}个{}.={}   ||: | :||::.
      ||: | :||:  `{}={}={}´   ||: | :||::.: .        ||: | :||:  `{}={}={}´   ||: | :||::.
      ||: | :||::.         ||: | :||::.: .        ||: | :||::. :.        ||: | :||::.
      ||: | :||::.         ||: | :||::.: .        ||: | :||::. :.        ||: | :||::.
      ||: | :||::.         ||: | :||::.: .        ||: | :||::. :.        ||: | :||::.
      ||: | :||::.         ||: | :||::.: .        ||: | :||::. :.        ||: | :||::.
      ||: | :||::.         ||: | :||::.: .        ||: | :||::. :.        ||: | :||::.
      ||: | :||::.         ||: | :||::.: .        ||: | :||::. :.        ||: | :||::.
___||: | :||:.______||: | :||:.______||: | :||:.______||: | :||::.__
ΤΤΤ||: | :||::ΤΤΤΤΤΤ||: | :||::ΤΤΤΤΤΤ||: | :||::ΤΤΤΤΤΤ||: | :||::.ΤΤ
|||||: | :||::||||||||: | :||::||||||||: | :||::||||||||: | :||::.||
⊥⊥⊥||: | :||::⊥⊥⊥⊥⊥⊥||: | :||::⊥⊥⊥⊥⊥⊥||: | :||::⊥⊥⊥⊥⊥⊥||: | :||::.⊥⊥
──‐l二二二l:─────l二二二l:─────l二二二l:─────l二二二l──
__/___/___/___/___/___/___/___/___/___/
___/___/___/___/___/___/___/___/___/__
/___/___/___/___/___/___/___/___/___/__
_/___/___/___/___/___/___/___/___/___/__


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  その後は、篝火と湿気でムシムシしていた祭壇とは打って変わって
  「空調(微風が吹き付けるのを感じたお)」が効いているらしい
  快適な温度に保たれた廊下を通り……

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


116システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:37:40 ID:0E8NaKuw0

::::::::::::::::::::/      Ⅳ Ⅴ Ⅵ     \:::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::/      Ⅲ       Ⅶ     ';:::::::::::::::::::
::::::::::::::::'     Ⅱ          Ⅷ      :::::::::::::::::::
:::::::::::::::i     Ⅰ  ←―O    Ⅸ     i::::::::::::::::::
:::::::::::::::|_______________|::::::::::::::::::
:::::::::::::::||三[l三[l三[l三[l三[l三[l三[l三[l三[l三[l::::::::::::::::::
:::::::::::::::||\||/||\||/||\||/||\||/||\||/||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||/||\||/||\||/||\||/||\||/||\||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||\||/||\||/||\||/||\||/||\||/||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||/||\||/||\||/||\||/||\||/||\||::::::::::::::::::
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:::::::::::::::||/||\||/||\||/||\||/||\||/||\||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||\||/||\||/||\||/||\||/||\||/||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||/||\||/||\||/||\||/||\||/||\||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||::::::::::::::::::
:::::::::::::::|| 【]  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||::::::::::::::::::
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:::::::::::::::||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||::::::::::::::::::
:::::::::::::::||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||  ||::::::::::::::::::


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  エレベーターらしき昇降機や……

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


117システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:38:22 ID:0E8NaKuw0

           f;√三三三ミミメ、
          H      `マ∧
       . ‐<_,>‐:.、      V∧
.     /:::::::.::::.:::.::.::::\    V∧
.    /::::::.:.:::.:.:....:.:.:::.:.::::::ヽ    V∧
.     ,':::::.:::.:.:. . . . . .:.:.:::.:::::',     V∧
    i::::.::..:. .      . .:..::.::::i     V,ハ
    |:::.:.. .       . ..:.:::|      !ミ|
   _人::.:.. .       . ..:.::人_    :jミj
  {::::.::.`::.:.. . _ _ _ _ . . ..:.::´.::.::::}   厶7
  ヽ-へ.:.:.:...:...:...:..:..:..:.:.:.:.::.:.:/ ,.イ;ア
      _`ー─ '´ ̄` ー ' ,.イ;ア´
     ( ( , -──- 、 ,.イ;ア´
     `Y>─- -─<Y´
        乂::::::::.:.:.::::::::::乂
         ̄ ̄ ̄ ̄


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  明らかに自然光を使っていない照明に目を奪われている内に……

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


118システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:39:11 ID:0E8NaKuw0

    |      |┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓|      |
    |      |┃`) ((__))  < @ > ┌──;;;;;;;;;;;llll;;;;;;;:;口;:;:; ┃|      |
    |      |┃ 「 ゚ 。|    匚\。。|_|二二 r。。ー 丿 手n,、 > ┃|      |
    |      |┃ /┘兄 丿;;;;;;;;;;└‐ l ヽ | ヽ; ; ;E ノ || r lト、_,;-;;┃|      |
    |      |┃/ ( Y。。) ヽ   r─/l┌ ヽ| ヽ\ヽ:::;;;;;;||ヽ__|;; ┃|      |
    |      |┃ / 川 ) ⌒ フ 〉 !  /i 丿   \  V | l::::::::::::ヽ┃|      |
    |      |┃ ノ丿器 ノ;;)_>>iーi L_   > r \ヽヽ:::::: ノゝ ┃|      |
    |      |┃○─毛 ;;r、__;;;;l L ( <;;;|  / ノ ノゝ ソ ー r ─ -フ┃|      |
    |      |┃彡=二(´`ノ‐─/ヽヒ==〆::〔〕─┌ ヽ/ム√レ┃|      |
    |      |┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛|      |
    |      |                                    |      |
    |      |                                    |      |
    |      |                                    |      |
──|___|─────────────────────|___|──

                         _________            , '⌒ i
  , '⌒i                /           /|      ( ̄ / / |
/ /  ̄ ̄ ̄`)           /           /  |    / / /    |
i'⌒i  / ̄ ̄~, 1         /           /      / / /     |
|  . ̄ ̄ `)/ |       /           /       /  i'⌒i     /
|        |  /      /             /     (´ ̄ ̄ ̄   |    /
|____|/       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      |         |  /
               |                |      |_____|/


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  「いかにも豪勢でござい!」って感じの応接室に通されたお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


119システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:39:39 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、         御子よ、どうぞおかけ下さい。
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十! ヽ  ア   >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ      今、お茶を持って来させます。
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ




                /  ̄ ̄ \
               /ノ  ヽ__   \
             /(―)  (― )   \    あ、いえ、お構いなく。
             |.  (_人_)   u |
                  \   `⌒ ´     ,/    それより、色々と聞きたい事が……
              /         ヽ
             ./ l   ,/  /   i
             (_)   (__ ノ     l
             /  /   ___ ,ノ
             !、___!、_____つ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そうだお、ここまで主導権を握られっぱなしだけど
  そもそも、今やる夫に一体何が起こってるんだお?

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


120システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:40:38 ID:0E8NaKuw0

                             / ̄ 丶
                             / ̄ ̄\\
                            /::::::::::   ::\\
                ___        /::::::::::::  ::::::::\\
               / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
              /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
               ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
                /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
              ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
             { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
             ヽ-/ / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ、/ l l     っと、そうですね。
                 { { {.‐┼´ / 坊抃ア/  /  ヽ´|ヽ i l
                 !  ! テ示ヽi   Vソ ′  / |.   !∧.l|    ご自分の置かれた状況を知りたいのは当然です。
     .          _,.斗  ヽ ヽ-Vソ ヽ /// / / ./!    |ヽi ||
     _    -‐  ´     ., , -‐ 、 、 . っ ... ̄ ,7  / |   ヽ、 | |     失礼を致しました。
           ,. ´ ... ./  / }>    イ/  /  !    ソ} ||
         / ,.― ./⌒ 'く   ノ./ヽ`´ニ / /   }    |ア ||\   無事に御子を召喚できた嬉しさのあまり、つい……
     -=≦/ .r '"., , く    }/ :::::厂{ ヽ、  /  ̄ ヽ}  ヾ \/、ト、 ヽ、
     . / ..,f  ../    ,. ´../  ア{ /}ア/   ヽ   ┐}   ヽ_/ \
      /...l ./ /}/  // / /レ′ `´       \ /         ヽ、
.         . ./ / / /./   /   { 、              ∨|              \
      . ./   ,ノイ  ./   / -´/  / |        / !            ヽ




         ____
       /      \
     /   _ノ  ヽへ\
    /   ( ―) (―) ヽ     さっきから聞くに、その「ミコ」ってのはやる夫の事みたいだけど……
   .l  .u   ⌒(__人__)⌒ |
    \     ` ⌒r'.二ヽ<     出来るだけ手短にお願いするお。 この後、忘年会があるから。
    /        i^Y゙ r─ ゝ、
  /   ,     ヽ._H゙ f゙ニ、|
  {   {         \`7ー┘!


121システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:42:37 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \         ご予定があるのですか……いえ、当然ですね。
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ.    まずは謝罪をさせて下さい。
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!    こちらの勝手な都合で御子の貴重な時間を削ってしまい
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、   申し訳ありません。
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ




       ___
     /   ヽ、_ \        はいよ、謝罪は受け取りました。 で、本題だお。
    /(● ) (● ) \
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \      ここはどこで、今はいつで、あなた達は誰で
  |  l^l^lnー'´       |
  \ヽ   L        /     やる夫はどんな状況に置かれてるんですかお?
     ゝ  ノ
   /   /


122システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:43:36 ID:0E8NaKuw0

               /妁 }        \\ \_{ 妁ヽ
             乂__丿     _  -=ニ    _乂|:::/
              / Vハ   -=   _  -=ニ\ \::/|/
             ,      Vハ¨   -= ,ノ⌒\___/:::|
          /       ∧j斗/ ̄ ̄|      \: :.\\|                お答えします。
.         /      // :/    . : :|      ‘,: . \\
        /      ,/. : :/  _: : : :|-─‐ァx‐-ミ}: :   ∧:.\
.       /     / . : : ムイ-‐廴__ノ、  (  j ̄{___ノ⌒jノ: : : \            ここは、あなたが住んでいた地球とは別の異世界。
      ,      /___,ノ 八. ィf笊  )::.. )笊心 |:   ム斗‐rヘ,,)
        ′    廴{ {\{ {  从 V(ソ ー=彡'V(ソ 八 (::: |  |≪            通称・「ファンタジアース」です。
      ;    //..:乂Yi⌒ミ 八乂' ' ' 丶   ' ' 'ムイ , )ノ 八ハ、
      |:    //: : : :ノノ : : 廴__ノミ=-  -   乂_彡イ⌒ぃ:::::Vハ\
      |   // : : 〃  /: : ⌒\ノ> __ ,,≦7ムィ⌒ |  |八::::::Vハ \           今は、オプーナ歴522年の10月19日地曜日。
      |、 // : : ノノ /r─‐-ミ圦∨:| ̄  ://: /: :|  .:|  |::::..\:::Vハ   \ _
     {ニ}//: : 〃 /__ノ  . : : : : :\:V77Y/: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}:::. ‘,:::::::;,   (_厂ミ   私は、「ウォハム国」の女王である『美国』
     |/∧: : : 厂 ̄  ─=ニ  -=ニ:{///}: : : . \: .ニ=- :  ̄\ノ::::::::::;,   \)'゙
     {从ノr< ̄ ̄     -=. : / /¨¨¨V : : : . \: : : . =-: :\、:::::::;,
      / : : 廴/\    -=   :/ :/: : : :.:‘, : : : .   \: .    =-))::::::;,       あなたは、オプーナ帝の残した
.    /: : : ノ /  )x<     /  / : : : : : :‘,       \     \::::::::::;,
    : : :/ /   ⌒´ : \/    /: :  : :  : ‘,       r─j___仄}丿::::::::::;,     「日本語」で書かれた書物を解読してもらうために
   /:/ /{_/  . : :  . :\___r/       ‘,_廴_ノ: : : : .   \:::::::::::::;,
ー=彡/    . : :  . : : :/>::::/           ‘,/<∨: .  : : : .    \ニ=‐ノ    魔法で召喚させて頂きました。
  //           />::::/          ‘, <∨: : .  : : .      \彡';,

『 美国 』
【 ウォハム国女王 】

┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  何か色々出てきたお!?

  異世界!? 女王!? 魔法!?

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


123システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:44:35 ID:0E8NaKuw0

     ____
   /      \
  /         \
/           \    ……ごめん、まるっきり分からない事だらけなので
|     \   ,_   |
/  u  ∩ノ ⊃―)/    子供にも分かるくらい、噛み砕いて説明してくれお。
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /




                         / ̄ 丶
                           / ̄ ̄\\
                       /::::::::::   ::\\
           ___        /::::::::::::  ::::::::\\
              / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
          /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
           ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
           /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
          ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
            { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
            \/ /   |l    N    r}/  \ ` 、/ l l
          / / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ} ヽ  l
        / |/| / { N  ヽ  〉=- /イ ̄ 兀ア   ∧.l|.    かしこまりました。
        \_|_ヘ{ 八 {テ示 丿/坊抃、 }  }∠     i ||
.          _,.斗  \ ゝ-Vソ/   Vソ //}   j   l`ヽ、 | ||    では……
_    -‐  ´       ノ /イ {       //  /   l{_ ソ}||
      ,. ´      r一个: .   一  /} /´  八  ア  ||
     /  ´    / ,ゝ  く  ≧=ァ /ハ( _{  ヾ \/、ト、
-=≦/ /  /   〃 {∧ rーヘr→、/人{_, 、   >┐}   ヽ_/ \
. / /  /    {{   ヽ{\,人:::::厂{ ヽ、  >ァ/ノ八  〃 |.|  \
  /  /   /     _,. 斗/  ア{ /}ア/   厂(   V/  |」   \
.   /   〃    /´  // / /レ′ `´   /   \ L{_j       ヽ
 /       {{     八 /   /   { 、      /       ≧=-     _,.斗‐=ァ

┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そうして、美国は流暢に話始めたお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


124システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:45:13 ID:0E8NaKuw0

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

                やる夫はイカヅチの御子と呼ばれるようです

                        第一話

                      アトムの概念と御子の決断

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


125システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:45:27 ID:0E8NaKuw0

   ┌──────────────────────────────────────┐
   │                                                                            │
   │                                                                            │
   │                                                                            │
   └──────────────────────────────────────┘

               ┌───────────────────┐
               │                                      │
               └───────────────────┘
                        ┌──────┐
                        └──────┘


126システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:46:09 ID:0E8NaKuw0










     ____
   /      \       ふむ、つまり昔々に「オプーナ」という日本人が
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \     ファンタジアースに迷い込んで、地球の知識と
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /     こっちで手に入れた魔法で、ファンタジアースの成長を大いに助けた。
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |      そんな彼が残した手記は、非常に有益である可能性が高い。
  \ /___ /


127システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:46:59 ID:0E8NaKuw0

         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \    でも、「日本語」で書かれた手記は解読が困難。
    |      (__人__)     |
     \    ` ⌒´    ,/    「翻訳」の魔法は口頭でしか通じないから……
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |     だから、日本語を読める人物を召喚したと。
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |




              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ     はい、そういった経緯であなたが召喚されました。
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!    何か、ご質問等はありますか?
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ


128システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:47:59 ID:0E8NaKuw0

    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ    そうだおー、色々言いたい事はあるけど。
 |    (●)  (●) |
 \  ∩(__人/777/    まず、何よりも先に――
 /  (丶_//// \


129システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:48:13 ID:0E8NaKuw0

         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \
    |      (__人__)     |   これってさ、ぶっちゃけ誘拐だお?
     \    ` ⌒´    ,/
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ     そこん所、理解してる?
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  うん、まず「コレ」だお。

  やる夫にもやる夫の都合があるのに、いきなり強制召喚とかふざけんな。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


130システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:49:29 ID:0E8NaKuw0

         / /    /  /       __\      \      \
       / イ     /     ,'    _,...イハ             ヽ \    \
      /´     /     /   /  {    |             ':,  ヽ     \
    /      /      {  /    ,   j               ,   、     ヽ
  ,..:'      ,. '        <____>  /___      __         、
_/        , '            __/ /     ヽ    ̄ ̄7    }    、     \
'      /_______,.. イ/    /      } l     /   /     ヽ     \
 、     \      /   /  /l   {        | リ、.   /__/        、     /
  `ヽ、     \  _/   ,ハ / !{   |    |    ;/l/_、___ }  ̄ ̄ ̄T ̄ ̄/  , イ
     / ̄ ̄ ̄ ̄     /__{/_ j从{イ!ヽ  ;  / ,.イ´:::::::\ ', !       |_/
     ,:'  / /     /   {  {:::r-ミ::..、:::::::::} / /  /:: ,ィrチ云斥下      / l
    ,   / イ   /  /   ト、>_ニ'ソ :::::::::l/ / / ´弋zz)ソ /l !     { `ヽ
   ,  /l /   / イ     ! ヽ::  ̄ :::::::::::/ ,イ/ :::::::::::::::::::::::::/リ     、 \ ̄ \     はい、私達が加害者であなたが被害者。
    { ./ !{. /イ        }::::::::::::::::::/´::/ ::::::::::::::::::::::::: /  / /     !  \
    | {   ヽ、  /          |         '        /   /,イ    |\         これは覆る事がありません。
    | |    ヽ {           |               /   /        !  \
   り - ''´  リ! l、         /;\       ‐ ‐     ト、     {   l    \        先ほど謝罪した通り、申し訳なく思っているのも事実です。
 ̄ ̄´        }     / /- }\             /!_、-=、  l.   /      \
/ /         l   / /l/__l|-->    _    <__>  } /  /、       \
 /{  /       / l  /l/ \   <____,..>    / / /  /  \       ヽ
,/. ∨         /l /イ   \   \  \   l    /    / //イ  /___}
  /       } ̄ ̄ \_     \  \ !  /  /  /   !/ ̄  / {         ヽ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ……女王様なのに、やけに下手に出てくんなぁ。

  こりゃ、申し訳なく思ってるってのも本当かお?

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


131システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:50:41 ID:0E8NaKuw0

      |  > 、       |   < ´ | \  _ ―
      |     `><、   ///   /.|     .|
      ∧   ><  / > / /   / / |      .|
       /.| / /  斗 ― テ ┼ ― 廴´ |     |
     /  .´ i  /   i    / ./   / /个 斗    /i  |
   /   ../ .ハ  .l    i ハ  /  / ./  i    / i |
 /    ../ / i  l     l 、廴_/ -云テ、 .|   l  i リ
./      / / i  .ハ   .l ハ::::::不丈丁ミ、 l   l .l l
       // ./ li  i.i   l l .i.乂:::::::::う     ',  |  l l
       ./ / .l .i l .マ  .lll .| .\ー ´_      ', |  /      ただ、ご安心下さい。
         / / l l /\ .l | ハ   ̄         レ
         / /  ∧lハ ハ !  ハ.         !          地球に帰れないという事はありません。
        / / / / i レ  \l;;;;;;;>      ` ー ´
       ./ ./ / | /l ∧/   l∨;;;;;;;;;> 、       .<     「召喚」の魔法の効果は一昼夜。
      /  l / l l l  /   i  \i二>┘‐≧ー≦´|ヽ__
     ./   .ll  ヽ l\/   /二二∧ヘヘヘヘヘヘヘ∧      明日になれば、効果切れで自動的に帰還できますし
    /    .l     \.i   /―-/ i            ヽ
    /  / ̄ ̄ ̄ ̄‐.l  /: : : : : : .\ _ γ⌒ヽ  、/     お急ぎの用件がお有りでしたら
   / . ./ : : : : : : : : : マ  l: : : : : : > ´    |::::: ::::|  ..`>
  / ./: : : : : : : : : : : ハ ⊥: : : : : : : > ´/ゝ __ノ.::> 、     「逆召喚」の魔法で、すぐに送り返すこともできます。
 ./  /: : : : : : : : : : / ̄  i: : : : ´ /   ∧∧∧   >
../ . ./: : : : : : : : :/       >: /   / .i i. \


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そして、誠実に交渉しようという気概も感じられるお。

  本当の本当にやる夫をここに置いておきたいなら
  ただ、「返す方法はありません」って言えば良い話だし。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


132システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:51:39 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ      こちらが迷惑をかけたお詫びとして
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'      心ばかりの品ですが、金や宝石も取り揃えております。
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、    どうか、お許し頂けないでしょうか?
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十! ´  `   >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ついでに、迷惑料を支払う準備もあると。

  こりゃあ、最初から「失敗するケースもある」と想定してるのかお?

  なら、ちょっくら訊いてみるか。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


133システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:52:40 ID:0E8NaKuw0

     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (─)  (●) \    ……いくつか聞きたいんだけどさー。
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /    ここで、やる夫が協力を拒んだらどうなるんだお?
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /




                             / ̄ 丶
                             / ̄ ̄\\
                            /::::::::::   ::\\
                ___        /::::::::::::  ::::::::\\
               / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
              /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
               ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
                /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
              ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
             { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
             ヽ-/ / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ、/ l l     また、別の日本人を召喚するでしょう。
                 { { {.‐┼´ / 坊抃ア/  /  ヽ´|ヽ i l
                 !  ! テ示ヽi   Vソ ′  / |.   !∧.l|    誘拐を続けるわけですが、我々にとって
     .          _,.斗  ヽ ヽ-Vソ ヽ   / / ./!    |ヽi ||
     _    -‐  ´       ヽ ヾ、  -   ̄ ,7  / |   ヽ、 | |     オプーナ帝に関する事は、それほどまでに重たいのです。
           ,. ´      |}| >    イ/  /  !    ソ} ||
         /  ´     / リ / /ヽ`´ニ / /   }    |ア ||\
     -=≦/ /  /   ヽ{\,人:::::厂{ ヽ、  /  ̄ ヽ}  ヾ \/、ト、 ヽ、
     . / /  /   _,. 斗/  ア{ /}ア/   ヽ   ┐}   ヽ_/ \
      /  /   /   // / /レ′ `´       \ /         ヽ、
     .   /   〃  /   /   { 、              ∨|              \
      /       {{ /   / -´/  / |        / !            ヽ


134システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:53:42 ID:0E8NaKuw0

             ____
           /   ― \
           /   (● )  ヘ\      そんじゃあ逆に、積極的に協力する場合は?
        |   (⌒   (● ) |
         ヘ     ̄`、__)  |     召喚魔法の効果は、一昼夜で切れちまうんだお?
           ヽ           |
         , へ、      _/     記録魔の人が残した手記、そのくらいの時間で解読できるの?
            |          ^ヽ
            |      1   |




              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ        その場合は、あなたの存在をファンタジアースに
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!       半永久的に繋ぎ留める魔法を使います。
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
  ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、         ただ、副作用として地球への帰還が非常に難しくなります。
  i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ     無論、日本語解読の対価として
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、  国を挙げて、生涯の生活をバックアップします。
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
 └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ


135システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:54:37 ID:0E8NaKuw0

    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ
 |    (●)  (●) |    ふーむ……
 \  ∩(__人/777/
 /  (丶_//// \


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  つまりは、単純な二択だお。

  金品を貰って即座に地球に帰り、何事も無かったかのように
  「今まで」と同じ人生を歩むか。

  それとも、この先異世界で日本語を読むだけの
  半ニート生活を満喫するか。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


136システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:55:38 ID:0E8NaKuw0

    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ
 |    (─)  (●) |    でもなぁ……
 \  ∩(__人/777/
 /  (丶_//// \


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ただ、薮から棒に「故郷を捨てろ」と言われて
  「はいそうですね」と返事をできる訳もなく。

  ニート生活は一瞬魅力的に見えたが
  やっぱり、地球での暮らしは捨てがたいお。

  そういう考えで、やる夫が断りの言葉を言おうとした瞬間――

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


137システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:56:38 ID:0E8NaKuw0










   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十! ´  `   >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、    あなたが――あなたの力が、必要なんです……
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ




    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ
 |    (○)  (○) |    ――!?
 \  ∩(__人/777/
 /  (丶_//// \


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ――美国の呟くような懇願が、自分の脳を打った。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


138システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:57:38 ID:0E8NaKuw0

               /妁 }        \\ \_{ 妁ヽ
             乂__丿     _  -=ニ    _乂|:::/
              / Vハ   -=   _  -=ニ\ \::/|/
             ,      Vハ¨   -= ,ノ⌒\___/:::|
          /       ∧j斗/ ̄ ̄|      \: :.\\|
.         /      // :/    . : :|      ‘,: . \\
        /      ,/. : :/  _: : : :|-─‐ァx‐-ミ}: :   ∧:.\
.       /     / . : : ムイ-‐廴__ノ、  (  j ̄{___ノ⌒jノ: : : \
      ,      /___,ノ 八. ィf笊  )::.. )笊心 |:   ム斗‐rヘ,,)           研究して、探して、没頭して、探して、散財して、探して……
        ′    廴{ {\{ {  从 V(ソ ー=彡'V(ソ 八 (::: |  |≪
      ;    //..:乂Yi⌒ミ 八乂' ' ' 丶   ' ' 'ムイ , )ノ 八ハ、         そうして見つけたのがあなたです。
      |:    //: : : :ノノ : : 廴__ノミ=-  -   乂_彡イ⌒ぃ:::::Vハ\
      |   // : : 〃  /: : ⌒\ノ> __ ,,≦7ムィ⌒ |  |八::::::Vハ \         次は、どれほどの労力と時間がかかるか……
      |、 // : : ノノ /r─‐-ミ圦∨:| ̄  ://: /: :|  .:|  |::::..\:::Vハ   \ _
     {ニ}//: : 〃 /__ノ  . : : : : :\:V77Y/: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}:::. ‘,:::::::;,   (_厂ミ
     |/∧: : : 厂 ̄  ─=ニ  -=ニ:{///}: : : . \: .ニ=- :  ̄\ノ::::::::::;,   \)'゙
     {从ノr< ̄ ̄     -=. : / /¨¨¨V : : : . \: : : . =-: :\、:::::::;,
      / : : 廴/\    -=   :/ :/: : : :.:‘, : : : .   \: .    =-))::::::;,
.    /: : : ノ /  )x<     /  / : : : : : :‘,       \     \::::::::::;,
    : : :/ /   ⌒´ : \/    /: :  : :  : ‘,       r─j___仄}丿::::::::::;,
   /:/ /{_/  . : :  . :\___r/       ‘,_廴_ノ: : : : .   \:::::::::::::;,
ー=彡/    . : :  . : : :/>::::/           ‘,/<∨: .  : : : .    \ニ=‐ノ
  //           />::::/          ‘, <∨: : .  : : .      \彡';,


139システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:58:09 ID:0E8NaKuw0

                         / ̄ 丶
                           / ̄ ̄\\
                       /::::::::::   ::\\
           ___        /::::::::::::  ::::::::\\
              / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
          /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
           ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
           /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
          ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
            { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
            \/ /   |l    N    r}/  \ ` 、/ l l
          / / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ} ヽ  l
        / |/| / { N  ヽ  〉=- /イ ̄ 兀ア   ∧.l|     誘拐犯の身分である、私が言えた義理ではありませんが――
        \_|_ヘ{ 八 {テ示 丿/坊抃、 }  }∠     i ||
.          _,.斗  \ ゝ-Vソ/   Vソ //}   j   l`ヽ、 | ||
_    -‐  ´       ノ /イ {       //  /   l{_ ソ}||
      ,. ´      r一个: .   一  /} /´  八  ア  ||
     /  ´    / ,ゝ  く  ≧=ァ /ハ( _{  ヾ \/、ト、
-=≦/ /  /   〃 {∧ rーヘr→、/人{_, 、   >┐}   ヽ_/ \
. / /  /    {{   ヽ{\,人:::::厂{ ヽ、  >ァ/ノ八  〃 |.|  \
  /  /   /     _,. 斗/  ア{ /}ア/   厂(   V/  |」   \
.   /   〃    /´  // / /レ′ `´   /   \ L{_j       ヽ
 /       {{     八 /   /   { 、      /       ≧=-     _,.斗‐=ァ


140システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:58:40 ID:0E8NaKuw0

      |  > 、       |   < ´ | \  _ ―
      |     `><、   ///   /.|     .|
      ∧   ><  / > / /   / / |      .|
       /.| / /  斗 ― テ ┼ ― 廴´ |     |
     /  .´ i  /   i    / ./   / /个 斗    /i  |
   /   ../ .ハ  .l    i ハ  /  / ./  i    / i |
 /    ../ / i  l     l 、廴_/ -云テ、 .|   l  i リ
./      / / i  .ハ   .l ハ::::::不丈丁ミ、 l   l .l l
       // ./ li  i.i   l l .i.乂:::::::::う     ',  |  l l
       ./ / .l .i l .マ  .lll .| .\ー ´_      ', |  / `c
         / / l l /\ .l | ハ  r づ        レ    ;.
         / /  ∧lハ ハ !  ハ. ゚.j      _′   。/    どうか……どうか、ご一考頂けないでしょうか……!
        / / / / i レ  \l;;;;;;; ト、      〈´ `!   イ/l
       ./ ./ / | /l ∧/   l∨;;;;;;;;;> 、       .<
      /  l / l l l  /   i  \i二>┘‐≧ー≦´|ヽ__
     ./   .ll  ヽ l\/   /二二∧ヘヘヘヘヘヘヘ∧
    /    .l     \.i   /―-/ i            ヽ
    /  / ̄ ̄ ̄ ̄‐.l  /: : : : : : .\ _ γ⌒ヽ  、/
   / . ./ : : : : : : : : : マ  l: : : : : : > ´    |::::: ::::|  ..`>
  / ./: : : : : : : : : : : ハ ⊥: : : : : : : > ´/ゝ __ノ.::> 、
 ./  /: : : : : : : : : : / ̄  i: : : : ´ /   ∧∧∧   >
../ . ./: : : : : : : : :/       >: /   / .i i. \


141システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:59:10 ID:0E8NaKuw0

    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ
 | .u  (●)  (○) |    ……
 \  ∩(__人/777/
 /  (丶_//// \


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  女の涙は……ズルい、ズルすぎるお。

  畜生、心がグラついてるお。

  一時の感情に流されちゃいけない場面の筈なのに……

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


142システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 20:59:39 ID:0E8NaKuw0

      |  > 、       |   < ´ | \  _ ―
      |     `><、   ///   /.|     .|
      ∧   ><  / > / /   / / |      .|
       /.| / /  斗 ― テ ┼ ― 廴´ |     |
     /  .´ i  /   i    / ./   / /个 斗    /i  |
   /   ../ .ハ  .l    i ハ  /  / ./  i    / i |
 /    ../ / i  l     l 、廴_/ -云テ、 .|   l  i リ
./      / / i  .ハ   .l ハ  ' ,.z_ミ  l   l .l l
       // ./ li  i.i   l l .i.  r づ ̄ `   ',  |  l l
       ./ / .l .i l .マ  .lll .| .\゚.j        ', |  / '.,.. つ
         / / l l /\ .l | ハ  r          レ  。 ;.
         / /  ∧lハ ハ !  ハ. ゚.j           。。/.     あうぅ、失礼致しました、御子の前でこんな……
        / / / / i レ  \l;;;;;;; ト、      〈´ `!   イ/l
       ./ ./ / | /l ∧/   l∨;;;;;;;;;> 、       .。        でも、私達の想いは決して――
      /  l / l l l  /   i  \i二>┘‐≧ー≦´|ヽ。
     ./   .ll  ヽ l\/   /二二∧ヘヘヘヘヘヘヘ∧
    /    .l     \.i   /―-/ i            ヽ
    /  / ̄ ̄ ̄ ̄‐.l  /: : : : : : .\ _ γ⌒ヽ  、/
   / . ./ : : : : : : : : : マ  l: : : : : : > ´    |::::: ::::|  ..`>
  / ./: : : : : : : : : : : ハ ⊥: : : : : : : > ´/ゝ __ノ.::> 、
 ./  /: : : : : : : : : : / ̄  i: : : : ´ /   ∧∧∧   >
../ . ./: : : : : : : : :/       >: /   / .i i. \




         ____
       /   u \        あ、いえ!
      /  \    /\
    /  し (○)  (○) \     真剣かつ、切羽詰まった状況だという事は理解しましたお!
     | ∪    (__人__)  J |
    \  u   `⌒´   /     でも、即答できる答えじゃないので、時間を下さいお!


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  こんな時は、引き伸ばすに限るお。

  混乱した頭で慌てて答えても、ロクな結果にならねぇお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


143システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:00:39 ID:0E8NaKuw0

                              / ̄ 丶
                                / ̄ ̄\\
                            /::::::::::   ::\\
                ___        /::::::::::::  ::::::::\\
                   / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
               /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
                ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
                /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
               ∠斗‐= ´ __ /   i |__.ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
                 { -=≦´ ,´ i /|i | | ト `∨ / j Y /   l l′
                 \/ /.| :i |抖=ミ  ハr芯ミr}/  \ ` 、/ l l      本当ですか!?
                   >!.i! {{ Vツムイ ..ゞソ,ヽ     ヽ} ヽ .| l
            _ -―  ̄  ヾ.八"" ′  ""ムィ ̄ 兀ア   ∧.l|     ありがとうございます!
       ,. ´ _,. -,.‐  ,. - イ 冫..、 マ  フ  /i   ト∠_    i ||‐ 、
      / ィ'" '" ,. '"    /.ィ.{ .,'、}::..     个i|: ∧ \l`ヽ、 | | |'⌒: }
.     / /.'" ,..//  ,.  {.' ( ゙、._` ヽ ! `li ´!{.!Y└-- ――ソ}|| 'ヽ、/!`ヽ
    //  ///'   /   `,.__,....ニゞゝ‐-、.ィィ'"<ー- ..ア  ||   丶、  、
     リ′ ,.' /,.'/  / /   人},.、-‐ .i.:....::ノ;´l.  \  <. /.ヽ/、ト、 ヽ. ヽヽ ',
   / {、/ ,.' ./ /     /!   ! リ‐ ヽ ノ` ´ / l.  r'ヽ /ノ,'  .ヽ_/ .} i ト、;ノ
   ,   / / / /     ' i l   l. /  ./ ,'  /.l  l.ヽ/`ヽ '      .! ,' } .l \ }
.   ,  / ' ,' ,'    ,  ! ',  /   /   ! / ,'   l 、           , /  ソ   \
  i ,' ' .,  i  l!  ,  、 、{ ,/    ,.' /   ト. 、 、         / {      /!. \
  l ! .l  ,  .!   l !  ,   、 { /'    / /   !_', 、 、    /  丶.    /,' -―- __ `ヽ
.  ! l .l. ; /l  .! l.  、 ヽl/    /      l L', 、 丶  、 '     `  ´  ..\ー'’   } }
.   、 ! .!  l.   l ゙、 ヽ ,.l,.ヽ           l. L',  、 \. ヽ           ヽ .../ ./
   ヽ,! l   、  、 ゝ,. '"  /`ー- 、      l. /L',  、  \l  、 \  .\\     Ⅵ {
.  / ! .l     、 ,.ゝ'   ,. '」┘ .〉   ヽ-‐ ⌒ ' / └、 ヽ   ` 、  .._  、     l...\ }
. /   、.!   /    /┘::!  / O         l  ./L.、  \    l    ヽ ヽ    ; ...!ヽ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そして、美国は花が咲くような笑顔を浮かべたお。

  ……泣き顔と同じくらい、女の笑顔ってのもズルいお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


144システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:01:38 ID:0E8NaKuw0

         ____
       /     \
.    /       \      (いけねぇ、ペースを握られてるお。 話を変えねぇと)
.  / /) ノ '  ヽ、 \
  | / .イ '(ー) (ー) u|    えーっと、それで……ファンタジアースには「魔法」があるんですお?
.   /,'才.ミ). (__人__)  /
.   | ≧シ'  ` ⌒´   \
 /\ ヽ          ヽ




                     l'""二二二二二ニ‐- .._
                     l'/////∧ ∨/////>、\
                          l//////∧ ∨/>'"´ ,.l r ヽ
                         l'//////>  ゙´ ,. </∧``ヾ
                    ,. ''⌒ヽ'" ,.、 , 、 ∨////// /ヽヽ
               r―‐/      ,.`   ` `,.-‐V//// ///〉ヽ
                l /   / /     ,'  ヽ ヽ― 〈.///  ヽ
                /   ./   /   .!   l      .  ヾ/    ヽ
              <ヽ  /   /   .l   l     !   !  i \_   ヽ
.                ヽ.〈r.、  ,イ′   !   l    l.   !  l  ヽ`l.  l!        ええ、そうですよ。
             / ヽ,.ヘ./ '⌒ー-十'´⌒ー-、__ l.   !  !  ヽ.   l!
             ´ ヽ  ノ/  ; l   { ー‐- ゙、 ⌒l_  l  ゙、   ヽ  l!       人々の生活の大半が、魔法に頼って動いています。
               ∨'"i ./ .l! !, ヾ、 √下;;刈  l!、ー-',_ゞ "〉´  l!
                   >!.i! {ゝ! .)ヽ   ー"リ.! lノ   l ヽl./    l!、      僭越ながら、私も魔法使いをしております。
            _ -―  ̄  ヾ、 ヽ' .ノ、      'ノ '  !   !⌒ l   rゝj
       ,. ´ _,. -,.‐  ,. - イ 冫./  、  '  .イ ,′ l .i  乂. !  〃 }!
      / ィ'" '" ,. '"    /.ィ.{ .,'、 ,>,、-.<'/, 人} l ヽ  `ー</ノ ;l!     確か……地球には、魔法が無いのですよね?
.     / /.'" ,..//  ,.  {.' ( ゙、._` ヽ ! `li ´!{.!Y└-- ――¬、 'ヽ、/!`ヽ
    //  ///'   /   `,.__,....ニゞゝ‐-、.ィィ'"<ー- .._ i-、   丶、  、   御子は、何をしてらっしゃるのです?
     リ′ ,.' /,.'/  / /   人},.、-‐ .i.:....::ノ;´l.  \  <. /ヽ  ヽ. ヽ. ヽヽ ',
   / {、/ ,.' ./ /     /!   ! リ‐ ヽ ノ` ´ / l.  r'ヽ /ノ,'    l  } i ト、;ノ
   ,   / / / /     ' i l   l. /  ./ ,'  /.l  l.ヽ/`ヽ '      .! ,' } .l \
.   ,  / ' ,' ,'    ,  ! ',  /   /   ! / ,'   l 、           , /  ソ   \
  i ,' ' .,  i  l!  ,  、 、{ ,/    ,.' /   ト. 、 、         / {      /!. \
  l ! .l  ,  .!   l !  ,   、 { /'    / /   !_', 、 、    /  丶.    /,' -―-
.  ! l .l. ; /l  .! l.  、 ヽl/    /      l L', 、 丶  、 '     `  ´
.   、 ! .!  l.   l ゙、 ヽ ,.l,.ヽ           l. L',  、 \. ヽ           ヽ
   ヽ,! l   、  、 ゝ,. '"  /`ー- 、      l. /L',  、  \l  、 \
.  / ! .l     、 ,.ゝ'   ,. '」┘ .〉   ヽ-‐ ⌒ ' / └、 ヽ   ` 、  .._  、     l
. /   、.!   /    /┘::!  / O         l  ./L.、  \    l    ヽ ヽ    ;


145システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:02:36 ID:0E8NaKuw0

         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \    やる夫は、電気電子工学科の学生をやってるお。
    |      (__人__)     |
     \    ` ⌒´    ,/    名前通り、主に電気関係の知識を学んだりしているんだお。
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |



           _,.. -  ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ、
        _,..- ´    r-――――-- 、 \
       {  /ィ}_}   /: : : : : : : : : : : : : : :.`ヽ、\
      / /イ   /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \_\
     / / ∨ r‐ ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 7 〉
     ∨   ∨ {/: : : : : : : : :___: : : : : : : : : : : : / /
    /',   ∨ {_,.-  ´ ̄ ,ィ  ̄`ヽ、ー- -、/ /
   /   ∨   ∨/ /   /,   -ニ'ー--、\/
 /     ∨,.ィ/  /   _,}/  / ,'/   、  \\_
//       //    、-― '/ィ_/\/!    {   l \>
/     / / イ  ̄    /{テ斥ォ、  Y   }    l、_\
    <   {/ {,/ /  / { ゞ゚‐'     !   /l   /l
 __,.ィ` ̄´ {  !   〈 ト、        | _,.メ、j   / {
`_ー /\    ヽ ヽ、 { !      ´{ ゞ゚' /l / l     おや、学問の徒だったのですね。
    /  \   _/   /        ノ   / j /  .!
    l     \__,{`ー、 ´ 、    - 、    ,イ _/   |     しかし、「デンキ」ですか?
   ∧∧`ヽ、 ヽ/   |\. \  _,  <  {  / イ
   /  ̄!   \{    l _> / ´\   |   !イ//      それは、一体どういう……?
.  /   ∨   \   {  ̄\__} \リ  /{ /
 /    ∧  ̄\ \  l__    / /  \リ
./     {__',   \ /{/∧ ´ /{      \
          \     / |///}、    /!     \ \
          ',  / ∨/ノ }\ 7 |      \ \
            \/  { ー '  \ !   ',   ヽ `\


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  あれま、そこからか。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


146システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:03:37 ID:0E8NaKuw0

       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \    んー……じゃあまぁ、一から説明するかお。
  |  l^l^lnー'´       |
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ
   /   /




            /      /        /|/‐=========
         /                     /     ‐=======
 、     -/         \        /        ‐=====
  \/ ̄ ̄                  /   ∨       ‐====
           /     jI斗-──<       ∨     ‐===
/ /      /     /                 ∨       ‐= /
         /   /        \         |∨.     i=/
      -=  /           |i       }|. ∨ ¦ |/
    -===|/│         /  |lハ     }|─|| |-| │
   -=====\ |      / //∧|  | |  / 八-jI斗 | │
  -=========>       //イ リ  | l  , // 才⌒7    !
   ____jI斗匕       /   --   |  /// fr仞/   /
 ̄   / /       イ   jI斗r扞ミ |//イ   匕シ   人〈
.斗--/ イ      /  | 爪_)r廴Л  j,:′  {   厶イ  个=--
‐‐‐‐| /‐|      /  抓 ∨::z>'’  /     ',  │   l.|‐‐‐    よろしければ、お願いします。
‐‐‐‐|[‐‐|  /  / l │ \  ̄         /   从   从‐‐‐
‐‐‐‐|[‐‐|       乂__、             _、 |[/‐‐‐‐‐    オプーナ帝の故郷である、地球の知識。
‐‐‐‐| ‐乂_      `ヽ         ___ ノ  ‐‐ヽ|‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐==`ヽ      |\            ‐=\‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐    私も非常に興味があります。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐=====    |__、≧ .,_   .イ=====〉‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐====| /  /==\ 三三千‐==== /‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐===|   /===/===========/=/‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  やる夫だって、電気屋の端くれだお。

  電気について全く知らないのに、電気に対して興味を持たれたなら
  説明したくなるのは、至極当然の事だと思うお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


147システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:04:36 ID:0E8NaKuw0

       ____
     /      \
    /  ─    ─\
  /    (●)  (●) \    そいじゃあ、まず電子について知らないとね。
  |       (__人__)    |
  \   ⊂ ヽ∩     <    美国さん、ここに一杯のお茶がありますお?
    |  |  '、_ \ /  )
    |  |__\  “  /
    \ ___\_/




              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!    はい、私が用意させた物ですね。
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そして、いつの間にか使用人っぽい人が
  用意してくれていたお茶を指し示すお。

  ……この場面で出されるお茶なんだから
  きっと良い物を使ってるんだろうなぁ、などと頭をよぎったお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


148システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:05:40 ID:0E8NaKuw0

             ____
           /      \
          / ─    ─ \
        /   (●)  (●)  \      ここに入ってるお茶。
        |      (__人__)     |
        \     ` ⌒´    ,/.     これを、半分に割って捨てたらどうなると思いますお?
       r、/          \r 、
       |:l1             l;l:|
      /|` }            { ´|ヽ
      ノ `'ソ              ゝ' `ヽ、
    /´  /               ヽ、 ヽ
    \. ィ                   个‐´
        |                  |




               /妁 }        \\ \_{ 妁ヽ
             乂__丿     _  -=ニ    _乂|:::/
              / Vハ   -=   _  -=ニ\ \::/|/
             ,      Vハ¨   -= ,ノ⌒\___/:::|
          /       ∧j斗/ ̄ ̄|      \: :.\\|
.         /      // :/    . : :|      ‘,: . \\
        /      ,/. : :/  _: : : :|-─‐ァx‐-ミ}: :   ∧:.\
.       /     / . : : ムイ-‐廴__ノ、  (  j ̄{___ノ⌒jノ: : : \    ……?
      ,      /___,ノ 八. ィf笊  )::.. )笊心 |:   ム斗‐rヘ,,)
        ′    廴{ {\{ {  从 V(ソ ー=彡'V(ソ 八 (::: |  |≪    それは、量が半分になるのでは?
      ;    //..:乂Yi⌒ミ 八乂' ' ' 丶   ' ' 'ムイ , )ノ 八ハ、
      |:    //: : : :ノノ : : 廴__ノミ=-  -   乂_彡イ⌒ぃ:::::Vハ\
      |   // : : 〃  /: : ⌒\ノ> __ ,,≦7ムィ⌒ |  |八::::::Vハ \
      |、 // : : ノノ /r─‐-ミ圦∨:| ̄  ://: /: :|  .:|  |::::..\:::Vハ   \ _
     {ニ}//: : 〃 /__ノ  . : : : : :\:V77Y/: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}:::. ‘,:::::::;,   (_厂ミ
     |/∧: : : 厂 ̄  ─=ニ  -=ニ:{///}: : : . \: .ニ=- :  ̄\ノ::::::::::;,   \)'゙
     {从ノr< ̄ ̄     -=. : / /¨¨¨V : : : . \: : : . =-: :\、:::::::;,
      / : : 廴/\    -=   :/ :/: : : :.:‘, : : : .   \: .    =-))::::::;,
.    /: : : ノ /  )x<     /  / : : : : : :‘,       \     \::::::::::;,
    : : :/ /   ⌒´ : \/    /: :  : :  : ‘,       r─j___仄}丿::::::::::;,
   /:/ /{_/  . : :  . :\___r/       ‘,_廴_ノ: : : : .   \:::::::::::::;,
ー=彡/    . : :  . : : :/>::::/           ‘,/<∨: .  : : : .    \ニ=‐ノ
  //           />::::/          ‘, <∨: : .  : : .      \彡';,


149システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:06:47 ID:0E8NaKuw0

       ____
     /     \
    / ─   ─ \
  /  (●) (●)  \    その通り。
  |    (__人__)     |
  \    ` ⌒´    _/    では、その半分をさらに半分に分けたら?
  /           \
  |  n:n     nn   |
   |nf|||     | | |^!n |
   ||:   ,∩  ∩、  :| |
   ヽ  ,イ   ヽ   :イ




                             / ̄ 丶
                             / ̄ ̄\\
                            /::::::::::   ::\\
                ___        /::::::::::::  ::::::::\\
               / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
              /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
               ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
                /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
              ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
             { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
             ヽ-/ / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ、/ l l
                 { { {.‐┼´ / 坊抃ア/  /  ヽ´|ヽ i l
                 !  ! テ示ヽi   Vソ ′  / |.   !∧.l|    ……最初の4分の1の量になりますね。
     .          _,.斗  ヽ ヽ-Vソ ヽ   / / ./!    |ヽi ||
     _    -‐  ´       ヽ ヾ、  -   ̄ ,7  / |   ヽ、 | |
           ,. ´      |}| >    イ/  /  !    ソ} ||
         /  ´     / リ / /ヽ`´ニ / /   }    |ア ||\
     -=≦/ /  /   ヽ{\,人:::::厂{ ヽ、  /  ̄ ヽ}  ヾ \/、ト、 ヽ、
     . / /  /   _,. 斗/  ア{ /}ア/   ヽ   ┐}   ヽ_/ \
      /  /   /   // / /レ′ `´       \ /         ヽ、
     .   /   〃  /   /   { 、              ∨|              \
      /       {{ /   / -´/  / |        / !            ヽ


150システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:07:45 ID:0E8NaKuw0

        ____
      /      \       ご明察。 じゃあ、さらに次。
     /  ─    ─\
   /    (●)  (一) \    今の工程を、何千~何百と繰り返したら?
   |       (__人__)    |
    \      `_⌒ ´  /    水の一滴すらもトコトンまで分割した結果
.    ノ    / )ヽ   く
   (  \ /__ノi ) , )     「最後に残る」のは、一体何だと思いますかお?
.   \  ゙ / ヽ ヽ/ /
     \_/    \_ノ




                         / ̄ 丶
                           / ̄ ̄\\
                       /::::::::::   ::\\
           ___        /::::::::::::  ::::::::\\
              / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
          /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
           ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
           /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
          ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
            { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
            \/ /   |l    N    r}/  \ ` 、/ l l
          / / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ} ヽ  l
        / |/| / { N  ヽ  〉=- /イ ̄ 兀ア   ∧.l|
        \_|_ヘ{ 八 {テ示 丿/坊抃、 }  }∠     i ||    ……!?
.          _,.斗  \ ゝ-Vソ/   Vソ //}   j   l`ヽ、 | ||
_    -‐  ´       ノ /イ {       //  /   l{_ ソ}||     それは……えっと……
      ,. ´      r一个: .   一  /} /´  八  ア  ||
     /  ´    / ,ゝ  く  ≧=ァ /ハ( _{  ヾ \/、ト、
-=≦/ /  /   〃 {∧ rーヘr→、/人{_, 、   >┐}   ヽ_/ \
. / /  /    {{   ヽ{\,人:::::厂{ ヽ、  >ァ/ノ八  〃 |.|  \
  /  /   /     _,. 斗/  ア{ /}ア/   厂(   V/  |」   \
.   /   〃    /´  // / /レ′ `´   /   \ L{_j       ヽ
 /       {{     八 /   /   { 、      /       ≧=-     _,.斗‐=ァ


151システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:08:38 ID:0E8NaKuw0

          ____
        /     \
      / _ノ   ヽ、. \        うん、分からないのも当然だお。
     / (●)  (● )  \
    n|i 7   (__人__)    n|        やる夫だって、日本の教育を受けてなきゃ分からなかったろうし。
  l^l | | l ,/)  ` ⌒´    l^l.| | /)
  ', U ! レ' /   ー‐     | U レ'//)   正解は「水分子」、さっき言ったみたいな
  {    〈         ノ    /
  ..i,    ."⊃    rニ     /      「物質」を形成する上での最少構成単位だお。
   ."'""⌒´       `''""''''




         (   (           (
        ( (   (. )       ( (
         . -‐ ) ‐- .        .-‐ ) ‐- .
       .´,.::::;;:... . . _  `.    .´,.::::;;:... . . _  `.
       i ヾ<:;_   _,.ン |     i ヾ<:;_ | _,.ン |           ∧
       l      ̄...:;:彡|     l      ̄...:;:彡|             ,′∨
        }  . . ...::::;:;;;;;彡{   ....}  . . ...::::;:;;;;;彡{          ,′. ∨
       i   . . ...:::;;;;;彡| →  i   . . ...:::;;;;;彡| → …… →. {    ! → ○ = [ 水分子 ]
       }   . .....:::;::;:;;;;彡{   ....}   . .....:::;::;:;;;;彡{            人___ ノ
         !,    . .:.::;:;;;彡    ..!,    . .:.::;:;;;彡
        ト ,  . ..,:;:;:;=:彳    ...ト ,  . ..,:;:;:;=:彳
        ヽ、.. ....::::::;;;ジ.      .ヽ、.. ....::::::;;;ジ.


152システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:09:35 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!      はぁ、「ブンシ」ですか。
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、     では、このお茶もその「水分子」が数え切れない程
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ   大量に集まってできていると?
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ




                                     (   (
                                        ( (   (. )
                                      -‐ ) ‐- .
                                       ´,.::::;;:... . . _  `.
  [ 水分子 ]   [ 水分子 ]                  i ヾ<:;_   _,.ン |
   [ 水分子 ][ 水分子 ] [ 水分子 ]                 .l      ̄...:;:彡|
 [ 水分子 ]   [ 水分子 ][ 水分子 ][ 水分子 ]   →  .}  . . ...::::;:;;;;;彡{
   [ 水分子 ]  [ 水分子 ] [ 水分子 ]               .i   . . ...:::;;;;;彡|
                                         }   . .....:::;::;:;;;;彡{
                                        !,    . .:.::;:;;;彡
                                        ト ,  . ..,:;:;:;=:彳
                                      ヽ、.. ....::::::;;;ジ


153システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:10:38 ID:0E8NaKuw0

             /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\       そういう事だお、飲み込みが早い!
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \    やる夫達が飲んでるこのお茶も
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /    やる夫達そのものですら、沢山の分子が集まってできた物なんだお!




           _,.. -  ´ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ、
        _,..- ´    r-――――-- 、 \
       {  /ィ}_}   /: : : : : : : : : : : : : : :.`ヽ、\
      / /イ   /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \_\
     / / ∨ r‐ ' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 7 〉
     ∨   ∨ {/: : : : : : : : :___: : : : : : : : : : : : / /
    /',   ∨ {_,.-  ´ ̄ ,ィ  ̄`ヽ、ー- -、/ /
   /   ∨   ∨/ /   /,   -ニ'ー--、\/
 /     ∨,.ィ/  /   _,}/  / ,'/   、  \\_
//       //    、-― '/ィ_/\/!    {   l \>
/     / / イ  ̄    /{テ斥ォ、  Y   }    l、_\
    <   {/ {,/ /  / { ゞ゚‐'     !   /l   /l
 __,.ィ` ̄´ {  !   〈 ト、        | _,.メ、j   / {
`_ー /\    ヽ ヽ、 { !      ´{ ゞ゚' /l / l    ……ふむ、俄かには信じがたい話ですが。
    /  \   _/   /        ノ   / j /  .!
    l     \__,{`ー、 ´ 、    - 、    ,イ _/   |    しかし、それが御子の言っていた「デンキ」とどう繋がるのです?
   ∧∧`ヽ、 ヽ/   |\. \  _,  <  {  / イ
   /  ̄!   \{    l _> / ´\   |   !イ//
.  /   ∨   \   {  ̄\__} \リ  /{ /
 /    ∧  ̄\ \  l__    / /  \リ
./     {__',   \ /{/∧ ´ /{      \
          \     / |///}、    /!     \ \
          ',  / ∨/ノ }\ 7 |      \ \
            \/  { ー '  \ !   ',   ヽ `\


154システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:11:38 ID:0E8NaKuw0

       ____
     /_ノ  ヽ、_\
    /( ─)/)(─)\      うん、それなんだけどねー。
  /::::::⌒///)⌒::::: \
  |   /,.=゙''"/      |    さっき言った「分子」は、さらに細かく分けられるんだお。
  \. i f ,.r='"-‐'つ   /
  / i    _,.-‐'~    \
    i   ,二ニ⊃




           /  \       . : : : : : : :     . : : /          ¨7   /::::::::::: : : : : : :!
           く       \   . : : : : : : :   . : : /     ,  ´     , :i /:::::::::::::: : : : : : : :
           \.     \    : : : :    : : /     /        / ::|/ :::::::::::::: : : : : : : :,
            \.     \       . : : :/     /       , ⌒   \:::::: : : : : : : /
                  \.     \    :,  ´      : . .     /         ヾ: : : : : : /
                  \.     \/    . /       : : . . /   ヽ         : : : : :/
                  \    /      : /     -― ´                : : : /
                     /: :\,.  /   . : :/  ,  ´   \         ト、      i: :/
                    /: : : : :/ /    . : :, /        ヽ      i. !ハ ; !  :!/::
             / : : : : : //     . : : i/:!        │  ハ    ;. !⌒jイ、:   !::::
             /: : : : : : :./     . : : : :j!: !        i イ_;._i    //i _}   , !::.    ,
             /: : : : : : : : /      : : : : : : : :i    斗匕/ j/ !  , /ィ芸抃  / ':.   /
        、,. : : : : : :  -/    ___,   彡    / j/_   ;  /j/ 杙ソ/   〈:. /
    \ ー/\_, ´     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7 /     i. ィ云禾刈`/ '  : ¨´  /≧ー一
  ≧ー―==,/ー  一   ´  __   -― i ;      /  杙ん汐  /    〉 /イ     ハ、
  二ニ=У⌒⌒ ̄`      }⌒⌒ヽ    !      八  、 ¨´   j/      .:  ; /    、
               __     }.    \ j八      \ \             人 rイィ     \   ……? …………??
    ´     ,  ´       } __      ≧ ミ    ヽ `      /}   /\.`
/     ../           ;} i⌒ヽ\         Y   ;、: . .      /――ァ           あの、「最小構成単位」が分子なのでは?
     .:/          / N  ::.  \       jイ /7ァ-  _≧≪  ア '
    .::!             /   ¨ ̄:::.   \       ノ´ / /   /   //


155システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:12:35 ID:0E8NaKuw0

        ____
       /      \      「水としての性質を保っていられる最小構成単位」はね?
     / ⌒    ⌒ \
    /   (●)  (●)  \    水をトコトン分解していって、最後に残った「水分子」も
    |      (__人__)     |
     \     ` n´   ,/    まだ水としての性質を残してるお。
    /     | |    \
..         ノ .ュ            飲めば喉の乾きを癒せるし、植物に与えれば成長もする。
         { ..ニj
        . | "ツ




                             / ̄ 丶
                             / ̄ ̄\\
                            /::::::::::   ::\\
                ___        /::::::::::::  ::::::::\\
               / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
              /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
               ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
                /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
              ∠斗‐=≦!     /   ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
             { -=≦´ ll    { {     ∨ / j Y /   l l′
             ヽ-/ / ィ' 斗ヘ、  ヽ ‐- 、ヽ     ヽ、/ l l
                 { { {.‐┼´ / 坊抃ア/  /  ヽ´|ヽ i l
                 !  ! テ示ヽi   Vソ ′  / |.   !∧.l|    ……はい、それは理解できました。
     .          _,.斗  ヽ ヽ-Vソ ヽ   / / ./!    |ヽi ||
     _    -‐  ´       ヽ ヾ、  -   ̄ ,7  / |   ヽ、 | |     でも、さらに細かく分けられるのですよね?
           ,. ´      |}| >    イ/  /  !    ソ} ||
         /  ´     / リ / /ヽ`´ニ / /   }    |ア ||\
     -=≦/ /  /   ヽ{\,人:::::厂{ ヽ、  /  ̄ ヽ}  ヾ \/、ト、 ヽ、
     . / /  /   _,. 斗/  ア{ /}ア/   ヽ   ┐}   ヽ_/ \
      /  /   /   // / /レ′ `´       \ /         ヽ、
     .   /   〃  /   /   { 、              ∨|              \
      /       {{ /   / -´/  / |        / !            ヽ


156システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:13:38 ID:0E8NaKuw0

          / ̄ ̄ ̄\
  .    / ─  ─  \     うん、そうだお。
      | (●)  (●)  |
       \  (_人_)  /      じゃあ、最後に残った水分子をさらに切り分けると……
          /     ヽ、
       / i.    ヽ |
∠ニニニニし|       .ソ:::::::
  .       |  r- 、  /:::::::::::::::::
  .      し´::::::::し′::::::::::::::::::::::::::




                  l  /
                    ′/
           / ̄\
             | 水  |
           \_/


157システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:14:09 ID:0E8NaKuw0

                            ____
                          /\  /\
                         /( ●)  (●)\
                      f'r/´⌒ヽ/::::::⌒(__人__)⌒:::::\
      _,,.. ---- ――_= =={{(    |     |::::::::::|    _|_______    こんな風になるんだお!
 _..-''"゛ _、ー''""´´´´´     ``=`--、.|     |;;;;;;;;;;|   │::::::::::::::::::::::::::::::::│
 ゛ _、ー''"                  \    `⌒ ´ .   │::::::::::::::::::::::::::::::::│
  /                      ヽ           │::::::::::::::::::::::::::::::::│
                          |            \::::::::::::::::::::::::::/
                                         \:::::::::::::::/
                                         \__/


158システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:14:38 ID:0E8NaKuw0




                     -、
                   -、 `、l
           〈`'-ーー-'^ヽ `、l
            ヽ-''´~ソ /
               ,/ く
             _,.r' .,へ `ヽ
           =ニ-ー'´  `;、ノ


              \    |l|\    |l|w/\    |l|w\    |l|\    |l| \    |l|w/L ,r_/
  _________\\{w└ \\{w└ ¨ ´\\{w└ ¨\\{w└ ¨\\{w└ ¨\\{w└ ¨ ´ /________
  ___________                                            _______
                /´ヾ,  r、/´ヾ,  r、r/´ヾ,  r、r /´ヾ,  r、/´ヾ,  r、/´ヾ,  r、r‐|^`
                  //  }´  //  }´   //  }´   //  }´   //  }´  //  }´


                                                       ,ー-、
                                                       `l、_l    ,,-ァ
                                                           ,,.-''/
                                                      r、__,,.-''゙,,.-'´
                                                      ヽ_,rー'゙´



.


159システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:15:10 ID:0E8NaKuw0

               /妁 }        \\ \_{ 妁ヽ
             乂__丿     _  -=ニ    _乂|:::/
              / Vハ   -=   _  -=ニ\ \::/|/
             ,      Vハ¨   -= ,ノ⌒\___/:::|
          /       ∧j斗/ ̄ ̄|      \: :.\\|
.         /      // :/    . : :|      ‘,: . \\
        /      ,/. : :/  _: : : :|-─‐ァx‐-ミ}: :   ∧:.\
.       /     / . : : ムイ-‐廴__ノ、  (  j ̄{___ノ⌒jノ: : : \
      ,      /___,ノ 八. ィf笊  )::.. )笊心 |:   ム斗‐rヘ,,)    ……「水素」が二つに、「酸素」が一つありますね。
        ′    廴{ {\{ {  从 V(ソ ー=彡'V(ソ 八 (::: |  |≪
      ;    //..:乂Yi⌒ミ 八乂' ' ' 丶   ' ' 'ムイ , )ノ 八ハ、
      |:    //: : : :ノノ : : 廴__ノミ=-  -   乂_彡イ⌒ぃ:::::Vハ\
      |   // : : 〃  /: : ⌒\ノ> __ ,,≦7ムィ⌒ |  |八::::::Vハ \
      |、 // : : ノノ /r─‐-ミ圦∨:| ̄  ://: /: :|  .:|  |::::..\:::Vハ   \ _
     {ニ}//: : 〃 /__ノ  . : : : : :\:V77Y/: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}:::. ‘,:::::::;,   (_厂ミ
     |/∧: : : 厂 ̄  ─=ニ  -=ニ:{///}: : : . \: .ニ=- :  ̄\ノ::::::::::;,   \)'゙
     {从ノr< ̄ ̄     -=. : / /¨¨¨V : : : . \: : : . =-: :\、:::::::;,
      / : : 廴/\    -=   :/ :/: : : :.:‘, : : : .   \: .    =-))::::::;,
.    /: : : ノ /  )x<     /  / : : : : : :‘,       \     \::::::::::;,
    : : :/ /   ⌒´ : \/    /: :  : :  : ‘,       r─j___仄}丿::::::::::;,
   /:/ /{_/  . : :  . :\___r/       ‘,_廴_ノ: : : : .   \:::::::::::::;,
ー=彡/    . : :  . : : :/>::::/           ‘,/<∨: .  : : : .    \ニ=‐ノ
  //           />::::/          ‘, <∨: : .  : : .      \彡';,




           / ̄\                       / ̄\
             | 水素. |                    | 水素. |
           \_/                       \_/

                        / ̄\
                          | 酸素. |
                        \_/


160システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:15:39 ID:0E8NaKuw0

  ,r'ニニニ゙ヽ、
 ("´ ̄ ̄ヾ))  ___      うん、こうなるともう水の性質は持ってないお。
 |   rー< ノと)/ ノ ′^ヽ\
 |   `フ"ノ /  (●)  (●)\    ただの「酸素原子」と「水素原子」に分かたれて
 ヽ、  ' ( l :::⌒(__人__)⌒゙::l
   \  \|   `i-┬y'´  |    喉の乾きも癒せないし、植物の根に与えても大した意味はない。
     \  \   `'ー'   /
       \  ヽ ー─ィヽ     こういった状態の「原子」こそが、物質の最小単位ね?




         (   (
        ( (   (. )
         . -‐ ) ‐- .
       .´,.::::;;:... . . _  `.
       i ヾ<:;_   _,.ン |
       l      ̄...:;:彡|       .∧
        }  . . ...::::;:;;;;;彡{      ,′∨      /  ̄\
       i   . . ...:::;;;;;彡| →   .,′. ∨  →.  |水分子| → ●    ● = 酸素原子1つと
       }   . .....:::;::;:;;;;彡{      .{    !      .\_ /        ○         水素原子2つ
         !,    . .:.::;:;;;彡    ...人___ ノ
        ト ,  . ..,:;:;:;=:彳
        ヽ、.. ....::::::;;;ジ.


161システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:16:38 ID:0E8NaKuw0


                  __ _         この世の全ての物質は、原子で構成されてるお。
   _,rーく´\  , --、   /⌒  ⌒ \
 ,-く ヽ.\ ヽ Y´ /   /(●)  (●) \      原子の種類自体は、百十数種類ぐらいしかないけど……
 { -! l _」_ノ‐′/   /    (__人__)    \
 ヽ ゙ー'´ ヽ  /   |     . `Y⌒y'´     |    このお茶もやる夫達自身も、原子が結びついて分子になり
  ゝ、  ノ_ イ    \     ゛ー ′   ,/
    ヽ     |     /    ー‐     ヽ      色々な性質を持った「物質」を形作ってるんだお。




                旦 = 水素原子×n1 酸素原子×n2

                -  - 、
                 / (● ●)ヽ
                ゝ(_人_) ノ
              /    ヽ  = 炭素原子×n3 窒素原子×n4 ………… 硫黄原子×n5
.                (|      |)
              .し    J


162システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:17:38 ID:0E8NaKuw0

     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \         でも、原子のままだと物質としての安定性に欠けるからね。
|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  // ∩ノ ⊃   そのまんまの形じゃあ、存在できないんだお。
(  \ / _ノ    \/ _ノ
.\ “  /  . \ “  /     だもんで、原子同士が必死こいてくっつきあって
  \ /      /\/
    \       \         分子になろうとする訳だお。
     \    \  \
       >     >   >     水分子以外にも、酸素原子同士がくっついた「酸素分子」なんてのもあるお?
       /    /  /




     / ̄\      / ̄\    ..../ ̄\./ ̄\
    .| 酸素. |  +  .| 酸素. | →  . |  酸素分子  |
     \_/      \_/    ....\_/.\_/


163システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:18:39 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ     ……私達も、原子の集まりですか。
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'     なんというか、壮大なのか矮小なのか分からない話です。
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ  しかし、まだ「デンキ」については分かりません。
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ




                             ,.-、
                 ____        ( ノ゙\
                /      \    i′ ヽ_ )
              / ―   ―  \   .〉  ,.く
             / (●) (●)   \/   ハ ヽ     あいよー、ここまで来たらもう一息だかんね?
              |   (__人__)      |   /  ヾ
             \    ヽノ      / /  ! i     物質の最小単位である原子だけど
                   \_          <、   〃ノ
              /       ,.-、   _, -` く '".      実は、この原子もさらに細かくできるんだお。
                 /   |       (`   ̄     〉
                !  <|       ヽ、__,.― --―'
             \_ ヽ''^ヽ      |
                `ヽ、_ン′       |


164システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:19:10 ID:0E8NaKuw0

       ._,,. == __-- ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ        \   \
      /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;><ヽ;;;;;;;/  イ ヽ             \
     /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/     ` '  // ヽ   _,,. -‐''" l ̄ -
     {;;;;;;;;;;;;;;;;/ / / l l //l  /ハ;;ゝ ';;;;;;ヽl  l_,,. ノ_,, ''l´
      ヽ;;;;;;;;;/ / / l  l 彡イ lリl k人;;;;;;;;;;;;;;;;;;リlハ l    {l  |__
       ゝ /// / l ll lヽ    ヽヽヽ;;;;;:::::::::::::::/;;ll l   l l  /
        /// / l lヘ l ヽ ヽ   ヽヽヽ::::::::::::::::::ノ/ll    { ∧|
      __ノll l l  l  ヘ  リ  ヽ  ト:::::`ヽ =-::::/::::/l ll   l丶 {
      ヘ、 l l l  ヘ  k l l ヽ }  {リ《 ̄z-z气ミ ///lノ ヘヽヽ ゝ
       ヘ/ l l ト  ヽヽ ll l  トl  ハヾ {;;0;;t  `ミ///  ∧∨:::::ヽ
          ヽヘヽヘ  l  j  j / j::::::::: 弋;;ノ  /ノ   /::::ヽ:::::::::     まだ細分化できるんですか!?
               l l /  jノ/ /::::::::::::::`====彡/  /:::::::::::::::::::::
            _,,.  イ /  // / l     u  / /{::::::l:::::::::/
      _,,. -‐''"´    l   / / {ヘ `  ィっ  イ/  / ヽ::::::::::l
      _,,. -‐''"´ノ /   ノ { ヽ , _,> _, イ /  /  >'/イ  /
      _,,. -‐''"´/   /::::/ ヽ- < /   /{  {/  l |  /彡
          /  //   /    /  ヘ  { l  {彡/  l | /彡
        /  / /   ∧  / /  ヘ  l l  { /   l /
      ⌒/   /{ {    l {  />/    ∧ ヽl  ∨ ,,-‐´__=--ノ
      /   /       ヽヽy イ-l     ヽ  ヽ  ヽ'   /;/ノ
      {   j         /- {  丶__ _,,. ;;;;;;;;; ヽ _ _ヽ /::::::::




          ____
       / ノ  \\
      / (●)  (●)\
    / ∪  (__人__)  \          うん、そうなんだお。 ごめんね、勿体ぶって。
    |      ` ⌒´    |
     \ /⌒)⌒)⌒)   //⌒)⌒)⌒)    これが(電気の基本的な知識では)最後だから。
    ノ  | / / /   (⌒) ./ / /
  /´    | :::::::::::(⌒)  ゝ  ::::::::::/
 |    l  |     ノ  /  )  /
 ヽ    ヽ_ヽ    /'   /    /
  ヽ __     /   /   /


165システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:19:39 ID:0E8NaKuw0


    / ̄ ̄ ̄\       つっても、そこまで難しくはねーお。
  /        \
 /    ─   ─ ヽ    イメージとしては、太陽の周りを惑星が回ってる感じで……
 |    (●)  (●) |
 \  ∩(__人/777/    あ、地動説とか大丈夫?
 /  (丶_//// \




                                   F =‐_ ._
                                l    "''‐"、、
                                    l          `i`ヽ、
                               _l_          ', ◎ >
                          ,_= ニ、 ̄_,..-‐ ''"7'ヽ.      ヽ ㍉、
                         く  ∠ァ‐ァ ァ テ、ノ  ゙、、、   〃 ',',>
                          ヽ_,.ィ,  i i .iλ ゙̄、ヽ‐ァ.',゙、ヽ、/ /ll
                         ,r' .i.,' i ト、i 、、サ、ヽナlゝ、!゙、ヽヽ<.   ll
                         ヽ_ .l!ll ',,l.、、_\ァサテ!.K.__゙、 `<    ll     はい、問題ありませんよ?
                            (l.',ト `ト 以. `) ゝ‐'リ /.l  ',>゙、   ll
                           /',i゙、.',゙、 ` _ ,  /ノ_,' i ト、i   ',  ll     この世界でも、大地は太陽を中心に
                        // ,.‐`>`, 。._ ィ,'.iイ./.,'∧,'   .', .ll
                        ,',' (i/リ,.イー<iー',リ>`_ ̄_ ,r'7    ',ll     回っているという概念が浸透しています。
                          ,..‐''"//< ̄-〈 .ノ<.,_  /ヽイ   .,、'j、
                      ,..'",   /.,ィ/ 〉',' '7 ト、,r'´‐'  i i   .〉ィ ',    月と星の満ち欠けは、魔法を使う上でも大事ですから。
                     /‐'ァ,. / /_/ / ,' ' .,' ト、    l  i  〈 i  ',
                 / ,.'./  /  /,.∠r'   i     .l` 、.、   l゙、    `'  .',
                /   /./  ,'  .レ 〈     .,'  l  ヽ`ヽ.ト、 、      ',       i
                     /    /  ゙、,.‐ ''ヽ'  , l゙、  `ー L、 、ー- ..,,_',_,.._ノ
                    ,'   /,‐ァマ`' /l`ー ゝ-'" ,' Y、    ト、`ヽ`ー- ._,..‐'"
                      i i .l /    / l        i .,' Y.、  .l ` 、 ` 、 `ヽ._"‐ _
                     リ! レ',.. ' ,r'   l O   O .レ,ィ..〉 レ,、 ゙、 `   `ヽ、 ヽ`ヽ ヽ


166システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:20:38 ID:0E8NaKuw0

             ____       そいつは重畳。 ……で、原子の中身は3種類に分解できるお。
           /   ― \
           /   (● )  ヘ\    すなわち、「電子」・「陽子」・「中性子」
        |   (⌒   (● ) |
         ヘ     ̄`、__)  |    この内、電子は「負」の性質を、陽子は「正」の性質を。
           ヽ           |
         , へ、      _/     これを「電荷」と呼んで、同じ電荷同士で斥力が働き、違う電荷同士で引力が働くお。
            |          ^ヽ
            |      1   |      中性子は文字通りの「中性」で、正負どちらの性質も持ってねーお。




  負(マイナス)   正(プラス)   中性(プラスマイナス無し)

  ,. '  ̄ `ヽ    ....,. '  ̄ `ヽ      ,. '  ̄ `ヽ
 /       ',  ...../       ',    ./       ',
 !   電子   l    .!   陽子   l   ..!  中性子  l
  、        ,'    .、        ,'   ....、        ,'
  ヽ . _ .. '    ....ヽ . _ .. '      ヽ . _ .. '


167システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:21:37 ID:0E8NaKuw0

  例:水素(H)原子の場合

                   γ ⌒ヽ
                 _,,.. i 電子 i .、.._.
             ,. ‐''"´  . ゝ ___,ノ   ..``'‐.、
         .,.‐´                 `‐.、
      ../                          \.
      .,i´                           `:、
     ./                                ヽ.
   .,i                                i、
   i                γ ⌒ヽ                i.     「で、その3種類が合わさった時の原子を分かりやすくした図が左だお」
  ..i                  i 中性 i               .l
  .|                ゝ ___,ノ               |.
  . |                  γ ⌒ヽ                   |     「さっき言った通り、物質は安定になろうとする性質があるから」
  .|                 .i 陽子 i              |
  ..l                ゝ ___,ノ               l.       「陽子(+)と電子(-)が引き付け合って、それぞれの数は一緒だお」
   i、                                 ,i
   ..i、                                ,!
    ヽ                               /
     `:、                           ,‐'
      ..\                        /
         .`‐、                   , ‐´
           ` '‐.、 _            _, ‐''"
                 `` ‐-----‐ '"´


168システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:22:38 ID:0E8NaKuw0

  例:水素(H)原子の場合

                       ←Lost!
               _,,.. -──‐- .、.._.
           ,. ‐''"´           ``'‐.、
          ,.‐´                 `‐.、
      ../                          \.        「でも、何らかの要因で電子(自由電子と呼ぶお)の1つが」
      .,i´                           `:、
     ./                                ヽ.      「原子から外れてしまったら……どうなると思うお?」
   .,i                                i、
   i                γ ⌒ヽ                i.
  ..i                  i 中性 i               .l     「物質は安定しようとする性質がある、というなら……」
  .|                ゝ ___,ノ               |.
  . |                  γ ⌒ヽ                   |    「この場合、どこかから足りない電子――負電荷を持ってきて」
  .|                 .i 陽子 i              |
  ..l                ゝ ___,ノ               l.     「埋め合わせをしようとするのでは?」
   i、                                 ,i
   ..i、                                ,!
    ヽ                               /
     `:、                           ,‐'
      ..\                        /
         .`‐、                   , ‐´
           ` '‐.、 _            _, ‐''"
                 `` ‐-----‐ '"´


169システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:23:38 ID:0E8NaKuw0

  例:水素(H)原子の場合

                   γ ⌒ヽ   ←New!
                 _,,.. i 電子 i .、.._.
             ,. ‐''"´  . ゝ ___,ノ   ..``'‐.、
         .,.‐´                 `‐.、
      ../                          \.
      .,i´                           `:、
     ./                                ヽ.
   .,i                                i、     「ザッツライ! 大正解だお、筋が良い!」
   i                γ ⌒ヽ                i.
  ..i                  i 中性 i               .l
  .|                ゝ ___,ノ               |.     「でも、持ってきた電子が元々余ってた物なら良いけど」
  . |                  γ ⌒ヽ                   |
  .|                 .i 陽子 i              |     「それが安定していた原子から、強引に奪った物だとしたら?」
  ..l                ゝ ___,ノ               l.
   i、                                 ,i
   ..i、                                ,!      「酷い事をしますねぇ……そうですね、奪われた原子は」
    ヽ                               /
     `:、                           ,‐'        「また別の原子から奪うのでは?」
      ..\                        /
         .`‐、                   , ‐´           「……まるで、人間同士の争いを見ているようですが」
           ` '‐.、 _            _, ‐''"
                 `` ‐-----‐ '"´


170システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:24:38 ID:0E8NaKuw0

               -―─- 、
           /         \
         ′  ─    ─   ,      これまた大正解。
          i  ( ●)  (● )  i
          |     (__人__)    |      で、そうして順繰りに電子の強奪が行われた結果
          、           ノ
      ⊂⌒ヽ  >       <_/⌒つ.   自由電子が大規模な移動を起こすお。
       \ 丶′             7
        \ ノ           ト、_/     この現象を「電気(≒電子の流れ≒電流)」と呼ぶんだお。
.            ′           |
.          i           |
         乂         イ
            | /ー―一 、 |
           し′     、_j




  例:水素(H)原子の場合

  ,. '  ̄ `ヽ              ,. '  ̄ `ヽ                          ,. '  ̄ `ヽ
 /       ',            ./       ',                     /       ',
 !  H原子  l  ←【電子】   !  H原子.  l  ←【電子】 …………     !  H原子.  l  ←【電子】
  、        ,'           、        ,'                       、        ,'
  ヽ . _ .. '              ヽ . _ .. '                          ヽ . _ .. '

  この工程が、延々と繰り返される。


171システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:25:37 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!    ふむ……
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、.   分かったような、分からないような……
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十!  ⌒    >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ




         ____
       /      \
     /   _ノ  ヽへ\
    /   ( ―) (―) ヽ    ありゃりゃ、説明が不十分だったかお?
   .l  .u   ⌒(__人__)⌒ |
    \     ` ⌒r'.二ヽ<    今のを「アトムの概念」って言って――
    /        i^Y゙ r─ ゝ、
  /   ,     ヽ._H゙ f゙ニ、|
  {   {         \`7ー┘!


172システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:26:38 ID:0E8NaKuw0

               /妁 }        \\ \_{ 妁ヽ
             乂__丿     _  -=ニ    _乂|:::/
              / Vハ   -=   _  -=ニ\ \::/|/
             ,      Vハ¨   -= ,ノ⌒\___/:::|
          /       ∧j斗/ ̄ ̄|      \: :.\\|
.         /      // :/    . : :|      ‘,: . \\
        /      ,/. : :/  _: : : :|-─‐ァx‐-ミ}: :   ∧:.\
.       /     / . : : ムイ-‐廴__ノ、  (  j ̄{___ノ⌒jノ: : : \
      ,      /___,ノ 八. ィf笊  )::.. )笊心 |:   ム斗‐rヘ,,)       いえ、そうではなく。
        ′    廴{ {\{ {  从 V(ソ ー=彡'V(ソ 八 (::: |  |≪
      ;    //..:乂Yi⌒ミ 八乂' ' ' 丶   ' ' 'ムイ , )ノ 八ハ、       結局……電子が動いた結果、「何が起こる」のですか?
      |:    //: : : :ノノ : : 廴__ノミ=-  -   乂_彡イ⌒ぃ:::::Vハ\
      |   // : : 〃  /: : ⌒\ノ> __ ,,≦7ムィ⌒ |  |八::::::Vハ \
      |、 // : : ノノ /r─‐-ミ圦∨:| ̄  ://: /: :|  .:|  |::::..\:::Vハ   \ _
     {ニ}//: : 〃 /__ノ  . : : : : :\:V77Y/: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}:::. ‘,:::::::;,   (_厂ミ
     |/∧: : : 厂 ̄  ─=ニ  -=ニ:{///}: : : . \: .ニ=- :  ̄\ノ::::::::::;,   \)'゙
     {从ノr< ̄ ̄     -=. : / /¨¨¨V : : : . \: : : . =-: :\、:::::::;,
      / : : 廴/\    -=   :/ :/: : : :.:‘, : : : .   \: .    =-))::::::;,
.    /: : : ノ /  )x<     /  / : : : : : :‘,       \     \::::::::::;,
    : : :/ /   ⌒´ : \/    /: :  : :  : ‘,       r─j___仄}丿::::::::::;,
   /:/ /{_/  . : :  . :\___r/       ‘,_廴_ノ: : : : .   \:::::::::::::;,
ー=彡/    . : :  . : : :/>::::/           ‘,/<∨: .  : : : .    \ニ=‐ノ
  //           />::::/          ‘, <∨: : .  : : .      \彡';,




     ____.. .│ /
   /      \  .′/
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \      あ、そこかお。
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  ./      えーっと……物凄く簡単に言えば、今言った「電気の流れ」を
(  \ / _ノ |  |                             イカヅチ
.\ “  /__|  |       とてつもなく規模を大きくしたものが、「雷」だお。
  \ /___ /


173システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:27:37 ID:0E8NaKuw0

       ._,,. == __-- ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ        \   \
      /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;><ヽ;;;;;;;/  イ ヽ             \
     /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/     ` '  // ヽ   _,,. -‐''" l ̄ -
     {;;;;;;;;;;;;;;;;/ / / l l //l  /ハ;;ゝ ';;;;;;ヽl  l_,,. ノ_,, ''l´
      ヽ;;;;;;;;;/ / / l  l 彡イ lリl k人;;;;;;;;;;;;;;;;;;リlハ l    {l  |__
       ゝ /// / l ll lヽ    ヽヽヽ;;;;;:::::::::::::::/;;ll l   l l  /
        /// / l lヘ l ヽ ヽ   ヽヽヽ::::::::::::::::::ノ/ll    { ∧|
      __ノll l l  l  ヘ  リ  ヽ  ト:::::`ヽ =-::::/::::/l ll   l丶 {
      ヘ、 l l l  ヘ  k l l ヽ }  {リ《 ̄z-z气ミ ///lノ ヘヽヽ ゝ
       ヘ/ l l ト  ヽヽ ll l  トl  ハヾ {;;0;;t  `ミ///  ∧∨:::::ヽ
          ヽヘヽヘ  l  j  j / j::::::::: 弋;;ノ  /ノ   /::::ヽ:::::::::    イカヅチ……!?
               l l /  jノ/ /::::::::::::::`====彡/  /:::::::::::::::::::::
            _,,.  イ /  // / l     u  / /{::::::l:::::::::/     御子はイカヅチを操れるのですか!?
      _,,. -‐''"´    l   / / {ヘ `  ィっ  イ/  / ヽ::::::::::l
      _,,. -‐''"´ノ /   ノ { ヽ , _,> _, イ /  /  >'/イ  /
      _,,. -‐''"´/   /::::/ ヽ- < /   /{  {/  l |  /彡
          /  //   /    /  ヘ  { l  {彡/  l | /彡
        /  / /   ∧  / /  ヘ  l l  { /   l /
      ⌒/   /{ {    l {  />/    ∧ ヽl  ∨ ,,-‐´__=--ノ
      /   /       ヽヽy イ-l     ヽ  ヽ  ヽ'   /;/ノ
      {   j         /- {  丶__ _,,. ;;;;;;;;; ヽ _ _ヽ /::::::::
      l   l        /  ヽ /  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;    マ    /




             ____
           /      \
          / ─    ─ \
        /   (●)  (●)  \     あ、いや、落雷を発生させる事も出来なくはないけど
        |  u.   (__人__)     |
        \     ` ⌒´    /      それには、キチンとした設備と人員が必要だお?
 r、     r、/          ヘ
 ヽヾ 三 |:l1             ヽ    やる夫が学んでいるのは、イカヅチをずっと小さくした力を
  \>ヽ/ |` }            | |
   ヘ lノ `'ソ             | |    何とかして制御しようとする技術だから。
    /´  /             |. |
    \. ィ                |  |
        |                |  |


174システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:28:39 ID:0E8NaKuw0

                              / ̄ 丶
                                / ̄ ̄\\
                            /::::::::::   ::\\
                ___        /::::::::::::  ::::::::\\
                   / ̄ ̄ ヽ ̄二ニ=- <             〉 ヘ
               /      \   _ `ー─ 、  :::::::::/_ ヘ
                ̄ ̄`ヽ、  _>、 {\\   i :::::::::{ 〈vヘ} 〉
                /   Y´   \_  \  | ::::::::::〉 `Y く
               ∠斗‐= ´ __ /   i |__.ヽ    ト、:::::// ! ! 〉
                 { -=≦´ ,´ i /|i | | ト `∨ / j Y /   l l′
                 \/ /.| :i |抖=ミ  ハr芯ミr}/  \ ` 、/ l l       いえ、それでも凄い事です!
                   >!.i! {{ Vツムイ ..ゞソ,ヽ     ヽ} ヽ .| l
            _ -―  ̄  ヾ.八"" ′  ""ムィ ̄ 兀ア   ∧.l|       イカヅチを操れるなんて……
       ,. ´ _,. -,.‐  ,. - イ 冫..、 マ  フ  /i   ト∠_    i ||‐ 、
      / ィ'" '" ,. '"    /.ィ.{ .,'、}::..     个i|: ∧ \l`ヽ、 | | |'⌒: }     太祖オプーナ帝の魔法ぐらいでしか聞いた事がありません!
.     / /.'" ,..//  ,.  {.' ( ゙、._` ヽ ! `li ´!{.!Y└-- ――ソ}|| 'ヽ、/!`ヽ
    //  ///'   /   `,.__,....ニゞゝ‐-、.ィィ'"<ー- ..ア  ||   丶、  、
     リ′ ,.' /,.'/  / /   人},.、-‐ .i.:....::ノ;´l.  \  <. /.ヽ/、ト、 ヽ. ヽヽ ',
   / {、/ ,.' ./ /     /!   ! リ‐ ヽ ノ` ´ / l.  r'ヽ /ノ,'  .ヽ_/ .} i ト、;ノ
   ,   / / / /     ' i l   l. /  ./ ,'  /.l  l.ヽ/`ヽ '      .! ,' } .l \ }
.   ,  / ' ,' ,'    ,  ! ',  /   /   ! / ,'   l 、           , /  ソ   \
  i ,' ' .,  i  l!  ,  、 、{ ,/    ,.' /   ト. 、 、         / {      /!. \
  l ! .l  ,  .!   l !  ,   、 { /'    / /   !_', 、 、    /  丶.    /,' -―- __ `ヽ
.  ! l .l. ; /l  .! l.  、 ヽl/    /      l L', 、 丶  、 '     `  ´  ..\ー'’   } }
.   、 ! .!  l.   l ゙、 ヽ ,.l,.ヽ           l. L',  、 \. ヽ           ヽ .../ ./
   ヽ,! l   、  、 ゝ,. '"  /`ー- 、      l. /L',  、  \l  、 \  .\\     Ⅵ {
.  / ! .l     、 ,.ゝ'   ,. '」┘ .〉   ヽ-‐ ⌒ ' / └、 ヽ   ` 、  .._  、     l...\ }
. /   、.!   /    /┘::!  / O         l  ./L.、  \    l    ヽ ヽ    ; ...!ヽ




     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \    (あ、でも「実例」はあったって事かお)
|  u.    (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /     (この世界の魔法ってのも、大概だよなぁ……)
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /


175システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:29:38 ID:0E8NaKuw0

              ,イ‐┐ }          .ヽヽヽ  ヽ__.{ {ヽ}\
              乂- 'ノ         ,.  -┘ ̄     .ヽ ヽ7./
            /,ヘヽ      ,> <      _ .r 、  < ̄ `}.V
           ., ./ .∧∨  ><     > __ ̄ ヽヽヽ  ヽ  ∧.i
          /.'   ∧∨'    , < __, <  `ヽ、_ -┐ ヽ /.,イ.!
         , ', '     ∧∨, -/    .|      ヽ.   \`ヽ.ハ.|
        , /     ./ ,l< , '      |       ヽ   \ 丶.l
      . //      //  /       .|       .∨   \  \
      ././     ./   ./ _ 、    }─‐テ,ヽ─-i-∨  __ヽ  .\
     //     , '    /-イ /廴斗 、 ノ   .iヽ ヘ ̄ V__> 'ヽヽ 〉   .ヽ
    .//     /     ヽ/ .八 ./ {_.  \ 、ヽヽr 斥.ハ .}  ヽ|'    .ハ
    ., /     .〈___    i'    孑う::::: }   }.ハ  ハ:':::::::/`! i   ,ヽ ̄ 丁 ヽ!         ……しかし、これでますます
   ./,'     ./ ヽ{ i 丁丁!   ∧ 乂>' -- '__ノノ. `─ ' / .|  /, .∨ }--'
   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、       オプーナ帝の手記は重要になりましたね。
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十! ´  `   >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ    今のような知識が、書かれている可能性があるとしたら……
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ




    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ    (あ、やべ、話題が戻って来ちまったお)
 |.u   (●)  (●) |
 \  ∩(__人/777/
 /  (丶_//// \


176システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:30:38 ID:0E8NaKuw0

      |  > 、       |   < ´ | \  _ ―
      |     `><、   ///   /.|     .|
      ∧   ><  / > / /   / / |      .|
       /.| / /  斗 ― テ ┼ ― 廴´ |     |
     /  .´ i  /   i    / ./   / /个 斗    /i  |
   /   ../ .ハ  .l    i ハ  /  / ./  i    / i |
 /    ../ / i  l     l 、廴_/ -云テ、 .|   l  i リ
./      / / i  .ハ   .l ハ::::::不丈丁ミ、 l   l .l l
       // ./ li  i.i   l l .i.乂:::::::::う     ',  |  l l
       ./ / .l .i l .マ  .lll .| .\ー ´_      ', |  /
         / / l l /\ .l | ハ   ̄         レ
         / /  ∧lハ ハ !  ハ.         !
        / / / / i レ  \l;;;;;;;>      ` ー ´        ですが……そうですね、御子にも考える時間が必要でしょう。
       ./ ./ / | /l ∧/   l∨;;;;;;;;;> 、       .<
      /  l / l l l  /   i  \i二>┘‐≧ー≦´|ヽ__     幸い、期限まではあと一晩あります。
     ./   .ll  ヽ l\/   /二二∧ヘヘヘヘヘヘヘ∧
    /    .l     \.i   /―-/ i            ヽ    今夜はこちらにお泊りになり、明日お答えを聞かせて頂けませんか?
    /  / ̄ ̄ ̄ ̄‐.l  /: : : : : : .\ _ γ⌒ヽ  、/
   / . ./ : : : : : : : : : マ  l: : : : : : > ´    |::::: ::::|  ..`>
  / ./: : : : : : : : : : : ハ ⊥: : : : : : : > ´/ゝ __ノ.::> 、
 ./  /: : : : : : : : : : / ̄  i: : : : ´ /   ∧∧∧   >
../ . ./: : : : : : : : :/       >: /   / .i i. \




       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \      あー、うん、そうさせて貰うお。
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \
  |  l^l^lnー'´       |     ……お茶もすっかり冷めちまったお。
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ             結構、長い時間喋ってたようで。
   /   /


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  とりあえず、時間はもらったお。

  今晩は知恵熱が出るくらい考えよう。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


177システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:31:39 ID:0E8NaKuw0

   ┌──────────────────────────────────────┐
   │                                                                            │
   │                                                                            │
   │                                                                            │
   └──────────────────────────────────────┘

               ┌───────────────────┐
               │                                      │
               └───────────────────┘
                        ┌──────┐
                        └──────┘


178システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:31:50 ID:0E8NaKuw0

.     ,: -=ミ                    x===x
.     ≧=≦ -―====================‐}Y⌒YL _ _ _          斗-=ミ
.      Y大_大フ`¬彡' 厂 丁ア⌒^⌒^7  i}|   厂丁¬=ァ=: :弌ァx: . _ ≧==彳
      |  |   √^   /   Vノ    { {   :. /  ノ   /     }⌒f⌒^┬イ
      |  |  /   /    ∧          V       /      ,ハ, | ;  l |
      |  l  /    /   イ  :. .:/    |   |       /    x个:. Ⅵ /  { |
      |   /   /   / !  l∨.:/    |    |     .:′   .:':: i:|{ : Vハ   }::.j
      | }/ /   /   | l Ⅵ:/   :.   ′  /     / i:l:l \: .V:丶:::V{
      | 〃 /  /     l   |  Ⅴ         //'   ∠_⌒^州 ‐-:、:::\:\}
      |厶∠_/      l  |   \.:.:..     vⅣ/' /.::.:.:.:) {i:i:!    \__\{
      ├‐┬く      | !    \.:.:..  じイ /`⌒^¬=ニ抓‐-  _ /ァf^ハ
       |   |  l\     l _ニ=x-‐=ニ¨  `孑‐-= く         lVハ    7:::::/ :l
        |  |  |  しx=ニ¨'.:.:.:.:.:|i      /了ー=イ::ヽ    ,:   }i :.    ,/.:'::::::::::|
.      |  j | Ⅵ  /.:.:.:.:.:.:.|i:      /.:::{   |::::::; ,: ′  八 :.  |i .:{:::::::::|
.       | ! !  「¨ 7=ニ _.:.:.:|i:     .:′:::}    |::::ハ     ,/:::::Vハ,  |i .::'::::::::|
     |   ! j  |/::::::::::::::::二=x __' ノ.::j   |:::′}     ,〃:::::::Ⅵ \L__}⌒V!
      |  |_{   //:::::::::::::::::::::::::Ⅵ 7 / /:    |::′     /厶'⌒ーく_ -‐辷ニ=-’
.     ⌒ー^⌒\/^¨ニ=‐- _:::::::::::v { I .:}:    |:' /{ _ ァ.:{
                      ¨ニ=弍Ⅳ ||   ′/ } _/-┘
                        ^ーt..L_   厶= ´
                                  ̄


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  その後出された夕食も、客用の寝室も
  応接室に負けず劣らず豪勢な代物だったお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


179システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:32:06 ID:0E8NaKuw0

          __  _____           __
          | |/─  ─ \..======| |
          |/ (●) (●)   \         | |
         /  (__人__)     ヽ      | |
         |___ ` ⌒´       / ̄ヽ____| |
      / ̄JJJJ‐‐- 、_   _/__ノ    /| |
   _ /     ` ヽ__  `- ⌒ヽ      ./  | |
  /     ヽ           `ヽ、}    ./  /| |
 ノ                   ヽ__  `ヽ/  /  .|_|
/                   ノ|  /
                   / |/


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ベッドに横たわりながら考える。

  さて、これからどうしよう。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


180システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:32:38 ID:0E8NaKuw0

       ____
      /      \           異世界召喚、かお……
     / ⌒  ⌒   \
   /  (ー) (ー) /^ヽ      前フリ無しに呼ばれたにしては
  |   (__人__)( /   〉|
  \   ` ⌒´  〈 / ⌒^ヽ    やる夫は割と冷静に対応できたんじゃねぇかお?
―――――――― \ _ _ _ )


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  うん、この点はやる夫自身を褒めてやりたいお。

  あの場面、パニックを起こしてもおかしくなかったのに
  理性的な行動を取れたと思うお。

  ……まぁ、主導権を握られて
  向こうのペースに乗せられただけ、とも言えるけど。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


181システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:33:42 ID:0E8NaKuw0

                 /  ̄ ̄ ̄\
               /─    ─   \
             / (ー)  (ー)   \    つっても、結局忘年会はバックレちまったお?
          |   (__人__)      |
              \   `⌒ ´      /    捜索願いとか出てなきゃ良いけど。
          __/⌒   ヽノ  \
        /⌒(___/       | `i     心配する人は……やらない夫ぐらいかなぁ?
      (___)⌒ヽ       / / ̄ ´
.   __/ /\        /
  (___/   ` ─―─― ´


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  両親は死別し、遺産と保険金で大学に通っているお。

  親戚づきあいも無いし、ぶっちゃけ天涯孤独。

  顔とコミュ能力が下の下なせいで
  幼稚園からの付き合いである、やらない夫以外に親しい人も居ねーお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


182システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:34:37 ID:0E8NaKuw0

               -―─- 、
           /         \
         ′  /    \   ,        まぁ、突き詰めれば二つに一つだお。
          i  ( ―)  (― )  i
          |     (__人__)    |        帰るか、それとも残るか。
          、           ノ
      ⊂⌒ヽ  >       <_/⌒つ
       \ 丶′             7       帰ったら、「今まで通り」の生活が待ってるお。
        \ ノ           ト、_/
.            ′           |
.          i           |


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そうだ、今まで通りというのは大事だお。

  顔面偏差値最低だろうが、無い内定だろうが、故郷は故郷。

  地球での馴染んだ生活を捨てるってのは、かなりの覚悟を要するお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


183システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:35:36 ID:0E8NaKuw0

               -―─- 、
           /         \
         ′  /    \   ,        一方、こっちに残ると半ニート生活が確定だお。
          i  ( ―)  (● )  i
          |     (__人__)    |        日本語で書かれた手記を読むだけで
          、           ノ
      ⊂⌒ヽ  >       <_/⌒つ      食っちゃ寝の生活ができるって寸法よ。
       \ 丶′             7
        \ ノ           ト、_/
.            ′           |
.          i           |


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ただし、それと同じくらい衣食住というのは大切だと思うお。

  このまま地球で、親の遺産を食い潰しながら生きていくよりは……

  という気持ちも、間違いなくあるんだお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


184システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:36:38 ID:0E8NaKuw0

               -―─- 、
           /         \
         ′  /    \   ,
          i  ( ●)  (● )  i
          |     (__人__)    |        でもなぁ、聞いちゃったからなぁ……
          、           ノ
      ⊂⌒ヽ  >       <_/⌒つ
       \ 丶′             7
        \ ノ           ト、_/
.            ′           |
.          i           |


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そんな条件を天秤にかけ、最後の最後に決め手となったのは……

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


185システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:37:10 ID:0E8NaKuw0

        ____
       /    \
.    /          \
.  /    ―   ー  \    まぁ、これで決まりだお。
  |    (●)  (●)  |
.  \    (__人__)  /    なら、さっさと寝よう、そうしよう。
.   ノ    ` ⌒´   \
 /´             ヽ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  うん、だから腹は決まったお。

  これで、今日は熟睡できそうだお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


186システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:37:39 ID:0E8NaKuw0

                             ┃
                             ┃
                             ┃
                             ┃
                             ┃
                             ┃
                                ・
                                ・
                                ・
                               :
                               :
                               :
                             |



                             |
                             ¦
                                  !




    |      |┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓|      |
    |      |┃`) ((__))  < @ > ┌──;;;;;;;;;;;llll;;;;;;;:;口;:;:; ┃|      |
    |      |┃ 「 ゚ 。|    匚\。。|_|二二 r。。ー 丿 手n,、 > ┃|      |
    |      |┃ /┘兄 丿;;;;;;;;;;└‐ l ヽ | ヽ; ; ;E ノ || r lト、_,;-;;┃|      |
    |      |┃/ ( Y。。) ヽ   r─/l┌ ヽ| ヽ\ヽ:::;;;;;;||ヽ__|;; ┃|      |
    |      |┃ / 川 ) ⌒ フ 〉 !  /i 丿   \  V | l::::::::::::ヽ┃|      |
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    |      |┃○─毛 ;;r、__;;;;l L ( <;;;|  / ノ ノゝ ソ ー r ─ -フ┃|      |
    |      |┃彡=二(´`ノ‐─/ヽヒ==〆::〔〕─┌ ヽ/ム√レ┃|      |
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──|___|─────────────────────|___|──

                         _________            , '⌒ i
  , '⌒i                /           /|      ( ̄ / / |
/ /  ̄ ̄ ̄`)           /           /  |    / / /    |
i'⌒i  / ̄ ̄~, 1         /           /      / / /     |
|  . ̄ ̄ `)/ |       /           /       /  i'⌒i     /
|        |  /      /             /     (´ ̄ ̄ ̄   |    /
|____|/       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      |         |  /
               |                |      |_____|/


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そして翌日、昨日と同じ応接室に通され――

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


187システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:38:09 ID:0E8NaKuw0

          ___
         /     \
       /   \ , , /\
     /    (●)  (●) \    これから、一生お世話になりますお!
      |       (__人__)   |
     \      ` ⌒ ´  ,/     やるからには、ファンタジアースに骨を埋めるつもりですお!
      ノ          \
    /´      _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
    |    l  ( l / / / l
     l    l  ヽ       /


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ――やる夫は、自分の考えを率直に伝えたお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


188システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:38:45 ID:0E8NaKuw0

    / ,      /   /      l       \{   l    /     }
   /イ  l     /  l  ,         |        ヽ!   l Y  /      ,
   / ,  ! /   /  { ! i       |   ヽ   ヾ,   ∨! '       i
  { /   /  ,.イ  | ヽ !      l |!   }    |    } {      {
  !,/   {  / 从T人- \  !   -}-/!-、- |     !    , |         ゙、
  |ハ  |   |/  __ヽj ヽ..|    /イ__lイ ヽ j    {!   l {          ヽ
     }   , { 下云テ心ヽ } ;   /ト云心ヽl/    、    ヽ         ヽ
     |    ヽ!  弋z(ソ  /   / 弋z(ソ !,ィ     \    \        ,     ……我々としては、願ったり叶ったりです。
    /    ミ、     /イ/      /イ   l  ト、ミ、    `ヽ、__
   ,    } \、     /,.     イ彡     |  !  `  }      \   }     しかし、一応確認を。
    { l     ハ.              /{  /    | リ  ,  l          !
   {ヽ':,   /ヽ!\    ´ `    /ヽ }, / /l /  /  |             l     もう、地球に帰る事はほぼ不可能ですよ?
     } ,イ/     > .     . ,.イ   リ VI / /  /    !          ;
      /イ/      |    -     |    /イ_/  /    ,
                 | ',      / !    /   /    /         ,
           __,...ノ  、.   /  |____{   /             /
    ,....:<::\::::_, ´        ' \:::::::/ /ィ_                /
  /:::::::::::::::::::::\            `//イ:::::::`ヽ            /
_/:::::::::::::::::::::::::::::::::\          /イ:::::::::::::::::::::::::\        /




       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \      かなり迷ったけどお?
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \
  |  l^l^lnー'´       |     でも、聞いちゃったからなぁ……
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ
   /   /


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そう、決め手となったのはあの言葉。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


189システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:39:36 ID:0E8NaKuw0










   ., /      / / ヽ `,!`-ヽ、   ゝ、    i      /ゥ | 从  ノ 人ヽ 、
   i i     / ./   ノi   ゝ、_ `ヽ        r--' / ,/ ,/┐'  ヽヽ 、
  .| |    ./ ./  , '      ヽ ` 十! ´  `   >- '- ' ノ / .|ヽ、 .ヽヽヽ
  .| |    / ./  /         .ヘ  |.> _  <-ィ./_>ィ' |ヽヽ |  ヽ  ヽヾ 、    あなたが――あなたの力が、必要なんです……
  .i |    / /  ./'    ____ ハ .ヽ .ヽ ̄ ̄ / ̄厂.ハ | |   ヽ  ヽ  .ヽ ヽ 、
  .}-}  ./ /  ./    ./      `>、ヽ .ヽ , 、./ ./ ./────--- 、  ハ  ヽ ヽ
  └┘ /./   / ,> <           ヽ ,  ̄.!ヽ'            i 、  }   ヽ
   i  .\   /                人 __ノノ              \ノ    ヽ











.


190システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:40:09 ID:0E8NaKuw0

..      ____
     / ―  -\
.  . /  (●)  (●)
  /     (__人__) \    (「あなたの力が必要なんです」かぁ……)
  |       ` ⌒´   |
.  \           /    (女の子にも企業にも……いや、やる夫の人生で初めてじゃねぇかお?)
.   ノ         \
 /´            ヽ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  そうだ、今までこの容姿のせいで、ずっと邪険に扱われてきたお。

  それに、考えていたじゃねぇかお。

  「やる夫が必要とされる場所を」って。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


191システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:41:09 ID:0E8NaKuw0

        ____
       /    \
.    /          \
.  /    ―   ー  \    (「どこでも良いから・誰であろうと」なんて考えつつ)
  |    (●)  (●)  |
.  \    (__人__)  /    (いざ必要とされたら蹴るなんて……そんな、自分に嘘をつくような事は、ね。)
.   ノ    ` ⌒´   \
 /´             ヽ


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  だから決めた、地球を――故郷を捨てる事を。

  まぁ、住めば都とも言うし、ファンタジアースを第二の故郷にするのも悪くねーお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


192システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:42:08 ID:0E8NaKuw0

               ____
             /       \
           /  ⌒   ⌒  \
          /  (●) (●)  \    (それに、美国ってばすっげーやる夫の好みだし!)
            l    ⌒(__人__)⌒    l
          \     `⌒´     /
          /              \




                     -――- ‐‐- ミ
                  /           ` 、  _
                                    、/´   `ヽ
               /                   ∨  __   i
                  /  / /           ヾi=≦7´   |
                ′/ ,゙‐/―/  i    ヽ,  |      |
                i / i / _i/i   ハ __゙,_  }i   |      |
                レ'i  i!'i''{ ハ|! ,/ ゙, .}i、`ヽ}i   !       |
               |  l¦代i乂/´ ̄ト心} ハ   i      |    ありがとう……ございます、御子よ……!
               |  l ト, , 、    辷リレイ   八    .i  |
           ――┴ 、人  、   , , , ./ / / /ィヽ   i  |    あなたに、最大の感謝を……!
       r‐‐/ r  〉 ゙, .} V  i 、  ̄    / / / /  i   i!
       |::{_j  `ー<_イノ'´乂i/:个 -- =≦/ /レ' ´   .|   i! |
      〈:::i`ー}ヽ_}_〉::::::::::::::::::}::::::{__{:::::}::}:::}i /::> .,   |   i! i
       /:::::::::::::::.,ノ::::::::::::> ':::::::ノv辷ァ''´::'':::::::::::::::::> .,  i! .∧
     .::::::::::::::::r┘::::::::/::::::::::::::」- 、 」:::::::::::::::、::::::::::::::::::::::Y  |  ∧
    ,.‘:::::::::::::::::,.:::::::::::/:::::::::::::/  {i ∧:::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::::| 、人    、
.   /:::::::::::::::::::/::::::::::::i::::::::::/   ノ',' ∧::::::::::::::::::i ::::::::::::::::::| \ 、   \
.   ,゙:::::::::::::::::,.イ::::::>圦:::::〈   / ,'  ∧::::::::::::::::'::::::::::::::::::´\. \\  \
  :::::::::::::::/:::::/   ヽ:::ゞ<   {   〉:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::ヽ.  \\  \
 八::::::::::::::::,.ィ      〈::::::::::::`ー 'ー ´::::::::,.イ:::::::::::::::::::::::::::::/    \\  \
   `¨¨¨¨´        i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::::::::::::,:゙.       \\
                 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::i.           \\


┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  不埒なやる夫の考えと裏腹に
  美国は何やら、感極まった反応をしてくれてるお。

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


193名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 21:42:42 ID:Wba6ivG60
誰かに必要とされるって本当に嬉しい事なんだよなぁ、面接落ちまくってると痛感する


194システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:43:08 ID:0E8NaKuw0

         ____
       /      \
      / ─    ─ \
    /   (●)  (●)  \    そんじゃま、改めて。
    |      (__人__)     |
     \    ` ⌒´    ,/     【下等場大学工学部 電気電子工学科 四年生】、【やる夫】だお。
     /⌒ヽ   ー‐    ィヽ
    /      ,⊆ニ_ヽ、  |      コンゴトモヨロシク。
   /    / r─--⊃、  |
   | ヽ,.イ   `二ニニうヽ. |



    / ,      /   /      l       \{   l    /     }
   /イ  l     /  l  ,         |        ヽ!   l Y  /      ,
   / ,  ! /   /  { ! i       |   ヽ   ヾ,   ∨! '       i
  { /   /  ,.イ  | ヽ !      l |!   }    |    } {      {
  !,/   {  / 从T人- \  !   -}-/!-、- |     !    , |         ゙、
  |ハ  |   |/  __ヽj ヽ..|    /イ__lイ ヽ j    {!   l {          ヽ
     }   , { 下云テ心ヽ } ;   /ト云心ヽl/    、    ヽ         ヽ
     |    ヽ!  弋z(ソ  /   / 弋z(ソ !,ィ     \    \        ,     【ウェハム王国 女王】、『美国』です。
    /    ミ、     /イ/      /イ   l  ト、ミ、    `ヽ、__
   ,    } \、     /,.     イ彡     |  !  `  }      \   }     よろしくお願いしますね、御子よ。
    { l     ハ.              /{  /    | リ  ,  l          !
   {ヽ':,   /ヽ!\.    `   ´   /ヽ.}, / /l /  /  |             l     いえ――
     } ,イ/     >       イ   リ VI / /  /    !          ;
      /イ/      l  `    ´   !     /イ_/  /    ,
                 | ',      / !    /   /    /         ,
           __,...ノ       /  |____{   /             /
    ,....:<::\::::_, ´        ' \:::::::/ /ィ_                /
  /:::::::::::::::::::::\            `//イ:::::::`ヽ            /
_/:::::::::::::::::::::::::::::::::\          /イ:::::::::::::::::::::::::\        /


195システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:44:09 ID:0E8NaKuw0












┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

  ――イカヅチの御子よ……!

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘












.


196システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:44:38 ID:0E8NaKuw0

                                    □

                                        ┌┐
                                        └┘

                                 ┌─┐
                                 │  │
                                 └─┘

                     ┌──────┐
                     │            │


197システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:44:55 ID:0E8NaKuw0

┌―――――――――――――――――――――┐
|             第一話                 |
|                                    |
|        アトムの概念と御子の決断          |
|                                    |
|               完                   |
└―――――――――――――――――――――┘

           ,. : : :´: / ̄: `: : : . .、
 ー=ニニ二´/: : : : : /: : : : : :.l: : : : :ヽ
         / : : : /: : /: : : : : : : |: : : : : : :\
        /: : : : : / : : |: : : : : : : : |: :l: : : : : : : ヽ、
     /: : : : : : l: : : :|: : : : : : : : |: :l : : : : : : : ー--≧‐
     .′: : : :>x: : ∧: : : : : : : ハ: :l:xイ: : : : :ハ
     |: : : : |: : :|: :l/>ハ: : : : : ィ7\: :/7: : : : :}
     |: l : : |: : :.xテ=i!ハ: : : : ォテトミイ|: : : : :V
     ∨ : : V:イ r',, |   ヽ: : :| | ,, l ヾ: : : :ハ ‘,
     ): l: : :V{ .乂ノ   , \l 乂ノ ' |: : : ハ∧∧
     /: :ト; : :.ヾ :::::.      ..::::::  |: : / V V∧    イカヅチチガイ!
.     /: :ノl:ヘ: : ∧.   ヽ  ノ    /: :/: : :',  乂l
  //  ∨ヘ: :Vへ、        イ: ∧:∧: ',  ヽ!
 /     ∨: \\: />s。 s< 乂:/l/ヽ ヽ>  リ
          \|__乂-r‐′     Lr-ミ: |
       ,<´::::::::::::::ハ_,. イ>x、 /::::::::::::::`>x
      /\\:::::::::::::ハ´::::O::::::::/::::::::::::::://ヽ
     ノ  \\:::::::::ハ::::十:::::/:::::::::::://  l
.     〈 __ \\:::::ハ:: ̄:::/>―''''¨¨`` ヽ/
    /      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄          \

┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐

                        次回

                   第二話・循環するエネルギーと日本語解読

                      お楽しみに!

└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


198システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:45:30 ID:0E8NaKuw0

 [ システム ]
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  以上で本日の投下を終わります。

  お付き合い頂き、ありがとうございました。
└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


199システム ◆hh4F2FkVUA2014/08/30(土) 21:46:24 ID:0E8NaKuw0

 [ システム ]
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  第二話は、明日の16時から投下予定です。

  サブタイトルの通り、エネルギー保存の法則を中心に進めて行きます。
└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


200名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 21:47:46 ID:RBIXSx5o0
乙でした
高校や大学時代の授業を思い出しながら読んでました
「漫画で学ぶ○○」とかにも使えそうな設定ですね


201名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 21:48:27 ID:isY5hoNo0
投下乙です
やる夫と一緒に工具とかも来たはずだし話が楽しみだ


202名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 22:06:12 ID:yTBOZ6.o0

うむ、学ぶ系としては他のものと毛色が違って、続きが楽しみだ。


203名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 22:06:25 ID:yGXkuwXI0
乙ー
明日16時から授業開始か


204名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 22:21:50 ID:Fiu1wBfU0
ただ、予告を見ると魔術に対する逆差別が気になるわ


205名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 22:37:54 ID:/lCEXitM0

なんか面白いのを見つけたな


206名無しのやる夫だお2014/08/30(土) 22:49:55 ID:Eg9/BXq60
乙ー
おもしろそう


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いろんな異世界ものを読んできたけど
久々にワクワクさせるな、これ
[ 2014/08/31 00:37 ] [ 編集 ]

すごく無粋な気はするが、非協力的な人には帰ってもらって、協力的な人には滞在期間中に読めるだけ読んでもらってを繰り返す訳には行かんのかな。別の人を召喚するとは言うものの方法が確立してるわけではないのだろうか。時間と労力がかかるといってるしなあ。
[ 2014/08/31 01:29 ] [ 編集 ]

はたして魔法のある世界で地球の物理法則が通用するのだろうか。
[ 2014/08/31 02:03 ] [ 編集 ]

コイルは、半波長遅いだの早いだの
あの辺りは、いまいち分からなかったから楽しみにしてる
[ 2014/08/31 02:46 ] [ 編集 ]

>コミュ能力が下の下

・・・・・え?
[ 2014/08/31 09:25 ] [ 編集 ]

原子構造の図を見て「あれ? 中性子があるぞ」って思ったけど、そうか作者が示したのは重水素か。一般的な水素じゃないのね。

また面白い作品を見つけたなぁ。
[ 2014/08/31 09:48 ] [ 編集 ]

できない子は悪魔と呼ばれるようです、の理科バージョンなのかな
[ 2014/08/31 11:47 ] [ 編集 ]

>はたして魔法のある世界で地球の物理法則が通用するのだろうか。
魔法という手段によって起こった現象の構成物質が分子、原子によるものなら
大丈夫なんじゃね?
[ 2014/08/31 20:20 ] [ 編集 ]

魔法の世界だから現代知識チート通じませんでした
っていうアンチ知識チートモノもネット創作にはたくさんあるけど
通じるか否かなんてその作品の設定次第だわな
[ 2014/09/01 11:57 ] [ 編集 ]

たぶん一人呼ぶのに数十年とか天文学的な予算がかかってるんじゃないの?
必要だから呼ぶとは言えそう簡単な話じゃないんだろ
[ 2014/09/01 14:20 ] [ 編集 ]

逆に魔法世界の事象を此方の世界でどう観測できるのかを見たくはなるな
それこそ作者がどれくらい頭を回せるかになるけど
[ 2014/09/29 12:02 ] [ 編集 ]

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